〜狐の嫁入り 編〜(これまでのあらすじ)

女神が憑依した伝説の斎王(巫女)の役柄を演じている新人女優の女子高生・大神結子に天から降臨した本物の女神が憑依!!!


他方、東京では都内の高校に通うイケメン俳優・鬼塚京一に日本三大妖怪のひとつ「酒呑童子」が憑依!!!酒呑童子の子分である「茨木童子」も角田剛毅という高校生の人体を我が物にし、穢れを撒き散らしながら子分の鬼たちを次々に人間へ憑依させ勢力を拡大してゆく。


神社の家系に生まれ純真な心を持つ朝日朋友と転校先の高校で出逢った結子(女神)は、朋友の純粋で澄んだ濁りのない心を感じ、逼りくる魔の手と相対するため、汚穢に塗れた世の中を清らかな社会にするため、自然破壊を食い止めきれいな地球環境を取り戻し、人類と神々を救い護るために朋友を鍛え上げるという妙案を思い付く。


朋友は自宅である神社の拝殿内で結子の神懸かった姿と神様の御神気を初めて体感し、それと同時に魔物たちと戦うための清絶高妙な御神剣と妙々たる御勾玉を手にするのである。


そんなふたりの純真な心と神々が共鳴するかの如く、恋のつぼみが花開く・・・しかしながら、互いに恋慕の情を抱くようになる結子と朋友に魔の手が忍び寄る・・・


巨大な地震と台風が日本列島を襲い人々が大混乱に陥る中、鬼たちは人々の生気を奪い更に騒擾の種を撒く。


鬼たちの罠に嵌まり負傷した結子は生死の境を彷徨う。そんな結子の敵を討つために御神剣で強大な魔獣である酒呑童子に改心の一撃を叩き付け、鬼たちとの苛烈な戦いに勝利する朋友。しかしながら、結子が危篤であるという悲報が飛び込んでくる。


溢れる涙を止めることができない朋友は懸命に解決策を考え、結子と交わした会話や先祖から代々受け継がれて来た言い伝えを想い返して結子を救う方法に辿り着く。


病室で朦朧とした意識の中、涙を流しながら声にならない声で朋友の名を呟く結子・・・朋友の願いを叶える神々の力により病室でひとり横たわる結子の頬を流れる涙が乾く・・・


平穏な日常を取り戻した結子と朋友、そして家族や友人たち。


そのころ、栃◯県◯須、玉藻前(日本三大妖怪・九尾狐)伝説の地。「殺生石」が禍々しい妖気を放つ・・・


「PURIFICATION」〜狐の嫁入り 編〜

                   To be continued・・・

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