004 ブルーノの怒り 後
街では日の出から日の入りまでを6等分して、それを
ブルーノは7歳になったばかりにしては背が高かった。大柄なオリバーに似たのだろう。それでも、ここに通い始めてからひと月以上になっても、まだ来るだけで少し息が上がってしまう。
作業場の脇の土間に入ると、朝の準備をしている工員たちがいた。
「やあブルーノ。おはよう」
「はぁ、はぁ、おはよう、ございます、デニスさん」
オリバーの補佐をしているデニスが、息を切らしたブルーノに声をかけてくれた。その脇から白髪混じりの無精髭を生やした年配の男性が顔を出す。
「よう坊主、ようやく来たか。って朝からクタクタじゃねぇか。まぁ、今日は雪が積もってたからな。少し休んでから来いや」
見習いたちの教育係をしてくれてるペッツおじさんだ。頭頂部が禿げた短髪の、ややシワが目立ちはじめた面倒見のいいおじさんだ。ただ、冬はいつも手編みの帽子をかぶっているので、ブルーノはまだ禿げた頭を見たことがない。なぜか「ペッツさん」じゃなくて「ペッツおじさん」と呼ばれていた。
「はい……すぐ来ます」
ようやくって……いつもと同じですよ……
考えが顔に出てるような気がして少し目を伏せると、ブルーノはそそくさと更衣室に向かった。
ここの鉱石加工場は、鉱山から運び出される一次鉱石から魔石を削り出して売るという事業をしている。鉱石加工場だけでなく、鉱山にも専属の鉱夫を何人か置いている中堅どころの工場だ。
更衣室には同じ見習いのトニがすでに来ていて、着替えを終えるところだった。トニは1年半ほど前に8歳で見習いを始めた。今は10歳になったところだ。ふた月ほど前、トニすぐ上の見習いが鉱夫になって山へ行き、一人になったところに入れ違いでブルーノが入った。見習いはいまこの二人だけだ。
「よう、チビ。今ごろ来たのかよ、あいかわらず遅ぇな」
「やあ、トニ。おはよう」
べつに遅くないってば……
トニは工場街に住んでいる。というか、工場街の見習いは基本的に工場街に住んでいる。エムスラント城内からわざわざ通っているブルーノの方が珍しいのだ。だから朝早くに起きても大抵トニより遅く到着することになってしまう。
「雪で滑ってなかなか進まなかったんだろ。短い足じゃ大変だな」
「……」
トニは着替え終わっているのに部屋を出ていかず、いつものようにブルーノをからかいはじめた。
「ああ、雪がなくてもいつも遅いんだったな。ってことは短い足のせいか、大変だなチビ」
「……」
トニはなぜか城内から通うブルーノを目の敵にしていた。物理的にいじめられるというほどではないのだが、余計な嫌味をチクチクとぶつけてくる。ブルーノの方はといえば、言われるままなんとなく反論できないでいた。城内から通っていることで他の工員たちに迷惑をかけているような気がしていたことで、引け目のようなものがあるのかもしれない。だから、いまや一方的に嫌味を言われる関係が出来上がってしまいつつあった。
「そういやぁ、おまえんとこの下の弟、もう死んだのか?」
ブルーノは堪えきれずに思わずギッとトニを睨みつける。
「あ? なんだよその目はよ。やんのか? またどうせ親父に……」
「いつまでモタモタしてんだ、トニ! お
トニの煽り言葉を遮って土間からペッツおじさんが大声で呼びつけた。トニは「ちっ」と舌を打って更衣室をでていった。
「……はぁ」
なんなんだよ、もう……
ため息をついてしばらく動きを止めていたブルーノは、深呼吸して気持ちを整えると準備を続けた。
ブルーノはオリバーの伝手で、7歳になる前の月から見習いを始めた。エムスラントでは7〜8歳頃から見習いとして職業訓練を始めるのが一般的だ。家庭では教育や
「よしっ、ここの片付けはこんなもんだな」
ぐっと腰を伸ばしたペッツおじさんが、手についた埃を叩きながら作業の一段落を告げる。そしてトニに向かって声をかけた。
「午後からいつも通り石運ぶからよ、トニ、お前ぇ今日の木箱の量聞いてこい」
「ええっ? チビに行かせりゃいいじゃん、なんで俺が行くんだよ」
トニが反射的に不平を口にする。
「うるせぇ! いちいち口答えするんじゃねぇ! ……いまからここの棚の下んとこ掃除すんだよ。お前ぇが這いつくばってやってくれるってんなら坊主に行かせるがよ」
「……いいよ、行ってくりゃいいんだろ」
トニは捨て台詞のようにそう言うと、だらだらと歩いて作業場の裏から出て行った。
「はぁ……なんであいつぁあんな風かね」
トニの後ろ姿を見送りながらため息をついてそう言うと、ペッツおじさんは小さな円い腰掛けを進めながらブルーノに声をかけた。
「ちょっと休めや、坊主」
「……掃除しなくていいんですか?」
「いい、いい。掃除するなんて嘘だからよ」
ニカっと笑いながら自分も腰掛けを引っ張り出してどかっと腰を下ろす。それを見てブルーノもそろそろと座り、ふぅっと一つ息をついた。
「朝から冴えねぇツラしてたじゃねぇか、坊主。なんか言われたか?」
「……べつに。……なにも言われてない、です」
ブルーノがそう答えるとペッツおじさんは、ふんっ、と一つ鼻を鳴らして右の頬を歪ませて笑った。
「お前ぇも悪いんだぜ、坊主」
ブルーノは下げかけた顔をぱっと上げてペッツおじさんの顔を見た。
「なんで? 僕なんにも悪くない!」
思わず口をついて言葉が出ていた。
なんで? いつもいろいろ嫌なこと言われてるのは僕の方じゃん! 喧嘩しないように、迷惑かけないように、きちんと我慢してるのは僕の方じゃん!
ブルーノは怒りがこみ上げて来た。顔が熱くなって耳がジンジンしてきた。目尻から涙が溢れそうになるのを、それだけは嫌だと必死に堪えた。
「ほうら、それだ。そうやって思ってることぜんぶ吐きださねぇ。きちんと言わねぇで我慢しちまう。違うか?」
その通りだった。でもそれは見習いとしてきちんと仕事をするために必要なこと、やらなければならないことだった。なぜそれが悪いことなのか、ブルーノはペッツおじさんの言葉が理解できない。
「あのバカはよ、悔しいんだ。工場街のガキがよ、見習いになって必死に仕事やら行儀作法やら身に付けようとしてよ。あれでも少しはできてきた方さな。初めは酷ぇもんだったぜぇ」
ふっと身を引いたペッツおじさんのくすんだ青い目が、ブルーノの全身をあらためて眺める。
「お前ぇより小さかったな。っていうかお前ぇがでけぇんだけどよ、坊主。お前ぇより小せぇなりして言葉もなってねぇ、力もねぇ、根性もねぇ、なんもねぇ。そんなガキだったよ。それでもなんとか一年半くれぇやってきて、なんとかこなせるようになったところへ……」
今度はふっと身を乗り出してブルーノの目を覗き込む。
「お前ぇが来た」
……。
「体もでけぇ、力もそこそこ、根性もある。言葉遣いまできちんとしてやがる。おまけに班長の長男だ。いけすかねぇ」
……僕のせいじゃないじゃん、そんなの。
「自分のせいじゃねぇ、って思うだろ?」
……。
「関係ねぇ、あいつが勝手にくさってるだけだ、自分のせいじゃねぇ。そうやって思ってんだ、なぁ坊主。ようするにお前ぇはよ……」
ペッツおじさんはブルーノの目を覗き込んだまま、その日初めて本気で怒った目で言った。
「バカにしてんだよ。あのバカのことをよ」
……。
「お前ぇ、なんのために見習いしてんだ?」
……。
「なんのために見習いしてんだ?」
「……仕事と行儀作法をおぼえるため、です」
ペッツおじさんの目から怒りの力がするっと消えたかと思うと、突然ぐわぐわっとブルーノの頭を撫でた。
「おめぇはホントによくできた坊主だなぁ、坊主」
ひとしきり頭を撫でたあと、ペッツおじさんは続けた。
「お前ぇが教わる仕事の相棒は誰だよ。お前ぇが教わる行儀作法の相棒は誰だよ。あのバカだ。あのバカはバカなりにお前ぇに全力でぶつかってるだろうが。バカだけどよ。でも坊主、お前ぇは全部を言わねぇ。言ってやらねぇ」
……。
「なぁ坊主。お前ぇとあのバカと、どっちが得してる? あのバカからお前ぇが教わる分と、お前ぇからあのバカが教わる分と、どっちが多い?」
……。
「なぁ坊主。出し惜しみすんじゃねぇよ。言いたい事ぁぜんぶ言ってやれ。バカにしねぇできちんとぶつけてやれ。……俺が言いてぇのはそんだけだ」
ブルーノがなにも言い返せないままにペッツおじさんの話は終わってしまった。
僕の方が得してる? こんなに我慢してるのに?
ブルーノはすぐにはペッツおじさんの話に納得できなかった。とくにブルーノの方が得しているという部分が理解できなかった。それなのになにも反論が思い浮かばなかった。
「しかし遅ぇな、あのバカ」
やることがなくなって手持ち無沙汰そうにペッツおじさんが呟いた。
午後の作業ではいつも一次鉱石の入った木箱を運んでいる。
「よいっ……しょ! っと重ぇなこら!」
トニが乱暴に声を上げながら木箱を持ち上げる。見習いの二人はどちらも一人では持ち上げられない。作業は二人で木箱の両側を持って行う、つまりブルーノも常に一緒だ。
……うるさいなぁ。
トニの掛け声を鬱陶しく思いながらブルーノは黙々と作業を続ける。
「よいっ……しょ! っとんだよこら!」
ブルーノの気持ちをよそに、トニは木箱を下ろす時にもその都度声を上げた。
鉱山から掘り出した一次鉱石は木箱に入れられて鉱石加工場に運ばれる。木箱は一旦「一次鉱石保管場」に留め置かれ、削り出しの作業の進み具合に合わせて作業場に運び込まれる。いつもだいたい同じ量を運び込むのだが、掘削した鉱夫の成績を割り出すために鉱夫ごとにまとめてあるので、日によって多少数量に差がある。
今日は少し量が多かった。
「よいっ……しょ! っと重ぇなこら!」
昼前のペッツおじさんの話が頭に残っていたブルーノは、午前中とは別のもやもやとした気分の中にいた。ひとつ運ぶたびに大きな声を上げるトニに、だんだんとイライラを募らせる。トニがやけに楽しそうなところが、また無性にブルーノを苛立たせた。
「よいっ……しょ! っとってんだよこら!」
「うるさいっ!!」
繰り返し掛け声を上げるトニに、堪えきれずにブルーノが怒鳴った。
「……ぁあ?」
「うるさいって言ってんだよ、いちいちいちいち! 静かに運べよ!」
「……んだとこら?」
下ろした木箱を回り込んでトニがブルーノに詰め寄る。7歳としては背の高いブルーノでもやはり10歳のトニよりは低く、詰め寄られるとわずかに見上げる格好になる。見下げる格好のトニは、意外に少ない身長差に一層不機嫌になりながらブルーノを
「班長さまの坊ちゃんがなに粋がってんだよ、チビ。」
「……自分の背が低いのがそんなに気になるのかよ?」
「!……なっ」
トニは面食らった。ブルーノのことは初めから気に入らなかった。だからずっと嫌味を言ってからかってきた。それでもこれまで一度も反論されたことなどなかった。それが突然言い返してきただけでなく、たった一言で自分の無意識の虚勢を突き壊されてしまった。
「……っく……」
トニの思考は残酷さを求めた。くやしい、妬ましい。いま目の前のこのチビをどうにかして痛めつけたい。このチビに一番嫌な言葉をぶつけてやらないと気が済まない。なにか言い返せないような、自分の方が大人であることがわかるような嫌味を。
「……ふんっ。6歳から見習いなんて大変だな。苦労させられてかわいそうに。ひ弱な三男なんて
「!……」
その瞬間、ブルーノは目の前が真っ赤になった気がした。
「ふざけんなっ!!」
ブルーノは怒りで我を忘れてトニに飛びかかった。なにがどうなっているのかよく分からない、とにかくめったやたらにトニの体を殴りつけた。
「なにをしているっ! やめないか!」
作業場から出てきた若い工員とペッツおじさんが割って入ると、幼い二人は簡単に引き離されてしまった。引き立たされたトニは突っ立ったまま驚いた顔でブルーノを見ている。一方のブルーノはなおもトニに殴りかかろうと、抱え上げたペッツおじさんの腕の中で暴れていた。
「やめろ、ブルーノ! ……いったい何があった?」
オリバーがやってきて一喝すると、ブルーノは一瞬固まったあと糸が切れたように両手を下ろして大人しくなった。
「答えるんだ。何があった? ブルーノ」
「……」
ブルーノは答えない。答えたくなかった。
「……トニ、何があった?」
「……」
ブルーノはトニを睨みつけた。きっとトニはある事ない事言ってブルーノを責めるだろう。自分のことは棚に上げて、ブルーノだけが悪いように言い募るのに違いない。ブルーノは一片たりとも悪事は見逃さないとばかりに、一語一句聴き逃さないように集中してトニの言葉を待った。
「……トニ。何があったんだ?」
「……」
ところが、トニは答えなかった。ただ黙ってブルーノのことを見ている。
そのまま誰も一言も声を発しない時間がしばらく続いた。
「……いいだろう。こんど喧嘩したら減給だ。わかったな」
一瞬間をおいて、トニが頷いた。
「……はい、わかりました」
ブルーノも答えた。ペッツおじさんがため息をついてブルーノを離した。
「はぁ……。おい坊主、ケガはねぇか?」
「なんだよそれ! 俺の方にも声かけろよ!」
トニがいきり立ってペッツおじさんに抗議する。ブルーノの目にはもういつも通りのトニに戻っているように見えた。
どやどやと工員たちが作業場に戻っていく。オリバーも、何の躊躇いもなくさっさと戻っていってしまった。
「どうだ、どこも痛くねぇか」
「大丈夫、痛くないです」
「俺は無視かよ……」
トニが悪態をついた。
実際のところ、3歳の年の差は大きい。体の大きさはそれほど違わなくても、動きの質が違う。ペッツおじさんが割って入った時には、殴りかかったブルーノの方が抵抗したトニにしこたま殴り返されていた。
「よし。そんじゃあ作業の続きだ。俺ぁまた向こうにいるからよ、きちんとやりきれよ」
「あいよ」
「はい」
いい加減な返事を返したトニの頭をポカリと殴りつけながら、ペッツおじさんは元の作業に戻っていった。
「……」
残された二人は一瞬だけ目を合わすと、次の木箱を取りに一次鉱石保管場へ移動した。結局その日はその後ひと言も会話をすることなく、作業を終えた二人はそれぞれに着替えて家路についた。
帰り道もブルーノは一人だ。見習いの作業は工員たちより早く終わるので、オリバーを待たずに明るいうちに家路につくようにしていた。
ブルーノは泣いていた。でも悲しいのとは少し違った。トニの言ったことには傷ついていたし絶対に許さないという気持ちがあったが、なぜか少しスッキリした気分にもなっていた。よく分からない気分のまま、感情を処理し切れずに涙を流していた。
それでも、森の端に着く頃には涙も止まっていた。ただ、目の周りは赤く腫れているのが自分でもわかるような気がした。
誰かに顔を見られたら何か言われるかな……
ブルーノは誰にも会いたくない気分だったのに、不意に声をかけられた。
「おかえり、ブルーノ。雪は大丈夫だったかい?」
森番のレオンだ。振り返ったブルーノの顔は酷いものだっただろう。でもレオンは驚くでも心配するでもなく、何事もない様子で普通に会話を続けた。
「どうだい。お茶を一杯飲んでいかないか」
「……いいの?」
「もちろんだ。おいで、ここに座るといい」
森番小屋の屋根付きのテラスには丸太の卓と長椅子がある。レオンは小屋の中から温まった毛皮を持ってきて長椅子に敷き、ブルーノを座らせてくれた。
レオンは手早く道具を並べると、慣れた手つきで茶葉を用意して無骨な薬缶からポットに熱湯を注いでいった。
ああ……ほんとにいい匂いがする。
ブルーノは、いつも美味しそうだと思っていたレオンのお茶が飲めることに不思議な気分になっていた。
「……どうだい?」
「……おいしい! すごくおいしい!」
「そうか。それはよかった」
レオンはとても嬉しそうにそう言うと、とくに何を話し始めるのでもなく、じっと森の方を眺めながらお茶を楽しみはじめた。
「……レオン」
「なんだ?」
「どうしてお茶を飲ませてくれたの?」
ブルーノは、レオンが今日に限ってお茶に誘ってくれたことには理由があるような気がしていた。自分が特別な気分だったからそう思いたかっただけかもしれないが。ただ、泣き腫らした顔を見て慰められているのではないかと思うと、少し悔しい気がして確認したくなったのだ。
「……べつに。理由はないぞ」
「そうなの?」
「ああ」
本当に何事もないように話すレオンを見て、ブルーノは少し拍子抜けした気分になって言った。
「なんだ。理由なく誘ってもらえるんだったら、もっと早く飲ませてって言えばよかった。」
「お茶は好きなのか?」
「んー、あんまり。でもレオンの飲んでるお茶がいつもおいしそうに見えてたからさ。一度飲んでみたかったんだ」
レオンはまた嬉しそうに笑った。
「期待通りだったか?」
「うん! 期待以上だよ」
「そうか。それはよかった」
そう言ってレオンは、またしばらく森を眺めていた。そしてふと、ブルーノに視線を戻して言った。
「見習いは慣れたか」
「んー、わかんない。慣れたと思ってたけど、そうでもないかも」
「そうだな」
そう相槌をうつと、レオンはお茶を一口飲んでから続けた。
「でも少し成長した。そうだろう?」
ブルーノはレオンの言葉の意味をしばらく考えた。それは曖昧な言い方だった。でもなんだか今はしっくりくる気がした。
「うん、そうだね。ぼく、少し成長したと思う」
「そうか。それはよかった」
春の雪は日中の日差しでほとんど溶けてしまっていた。森の木々から落ちる無数の雫が晴れた夕日を受けて煌めくのを、二人は黙ってしばらく眺めていた。
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