第10話

そして僕は、警察へ出頭し、逮捕され今に至るのさ。

人生バットエンドだ。言い渡されたのは終身刑。死ぬことさえ許されないのだ。


まぁ、いいだろ。細かいことは気にするなよ。こうして1人でも、お前は独りじゃないんだからな。


急にでてきたらびっくりするだろ。確かに今の僕は全ての記憶を受けいれ、刑を執行されたが、独りでは無いことに安心している。


俺はずっとお前の味方だからな。独りじゃない。


僕の日記はこれくらいで終わろうと思う。コイツとの時間を大切にしたいからな。結局僕は人生は傍から見ればバットエンドだか、独りになることは無い。1人でも、独りでは無いのだ。


随分お前はおしゃべりなんだな。長く話しすぎたぞ。そろそろ俺らもエンディングを迎える時がきたぞ。もう何十年も前の日記を読み返してたんだからな。そろそろ、お休みの時間だ。


そうだね。


こうして‘2人’の記憶をノートに綴り、永遠の眠りについたのだ。


また始まるお話はあるのか

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生きている証 リオね @riohne

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