第二十九章…「衰えぬ炎。」
『状況どうなってるッ!?』
『ダメだッ! 悪魔界への移動ができんッ!』
『そんなのありえんだらッ!?』
『駅の方で真田んとこが、天人様の人らと戦ってるってよッ!』
『戦ってるだぁ!? 悪魔かッ!?』
『角付きって話だッ!』
『鬼がまた出たってのかッ!?』
『そうだよッ! 細かいとこまではわからんけど、そう言ってたッ!』
夜人の久遠寺家の一室…、夜人の方々の騒がしい声が、家の至る所で響き渡っていた。
目の不自由な私にとって、音というのは周囲の状況を知る上で、重要な役目を担うモノ…、重宝して長い事生活してきた事で、他の方よりも、耳はイイと自負している。
---[01]---
だからこそ、聞こえてくる夜人の方々の言葉を強く受け止め、非常事態が起きている事を知る事ができた…と言っても、何か問題が起きたのかもしれない…とは、薄々と「見る」事で感じ取っていた事ではあるけれど…。
魔力の流れが激しい…。
人間界はもとより魔力の薄い世界、量が少ないからこそ、その流れに大きな変化は基本起きず、感じ取る事さえ、困難な時がある…、にもかかわらず、今はハッキリと魔力の流れを感じ取る事ができた。
決まった方向へ、流れていく魔力の流れ。
昔人間界に来た時も、今回の今までの数日間も、ここまでハッキリとした魔力を感じ取る事はなかった。
問題が起きている…、漠然としていた不安は、夜人の方々の慌ただしい動きに、問題の裏付けが成されていく。
---[02]---
情報の錯綜…、多くの情報が一気に舞い込んで、それを処理しきれずに皆が混乱している。
実際にどんな問題が起きているのか、知人がその渦中にいるかもしれない…いえ、いるであろう焦りが、私の心を掻き立てるけれど、今の私では、戦闘面において手伝える事は何も無く…、苦虫を噛む事しかできない。
私にできる事は…、状況を見守る事だけ…。
「エルさん…、皆さん…、どうか…どうかご無事で…」
自分以外誰もいない部屋に、心配を隠す事のない声が溶けていく。
『○○○○学園において、目の前にいた人が一瞬にして、消えてしまうという失踪事件が発生したのと同時に、○○通りでは詳細は不明ですが、武装した人間と大柄の男性が争っているとの情報もあります。我々も現場に向かいたいのですが、広い範囲で規制線が張られ、これ以上近づく事ができません。しかし、聞こえるでしょうか、今も、ドンドンッと何かが爆発するような音が聞こえます。そして、今は真冬のはずなのですが、ここにいると現場とされる場所の方向から、ものすごい熱気が押し寄せて、寒さよりも熱さを感じるといったそんな状態になっています』
---[03]---
テレビ局が状況の報道をしようとする中、警察の協力の元、出てくる人間はいても、その戦場へと入っていく者はいない。
入る…その戦場に近づくというのは、文字通り死を意味するかもしれない…、巻き込まれれば何かしらの被害が増える事は必死であり、夜人は無用な被害が広がらない様にと動く事は出来ていた。
そんな苦労を知る由もなく、イクシアは決定打の無いまま、まだ鬼へと向かっていく…。
ドカンッドカンッドカンッと、爆炎がウチを襲ってくる。
それは魔力による、属性による爆発。
---[04]---
周りに燃えやすいモノとか、そういったモノがあるかは関係なく、魔力がある限り、爆発は引き起こされる。
「チッ!」
人間界は魔力が薄いっていうのに…、相手の…鬼の魔力はまさに無尽蔵…、そう錯覚させられるほど、底を付く事がなかった。
おまけに、さっきからウチの攻撃が全く通らない。
槍斧の攻撃力は折り紙付き、刃が欠けて斧として使えなくなったとしても、鋭利で大きなな金槌としては使える…、でも、それでもだめだ。
万全の状態…刃だって欠けてない状態の槍斧の攻撃が効かない。
力が足りてないのか、相手が硬くなってるのか…、どちらなのか、それとも両方なのか、鬼の手元にはもう斧は無く、素手での攻撃に変わっている。
素手だからこそ、戦い方が変わり、自身の肉体の強化も上げたのか…、ウチが振るった槍斧を、素手で受け止めて見せた。
---[05]---
「…ッ!?」
その瞬間、踏み込まれ、その拳がウチを捉える。
「…ガハッ!?」
まるで鉄球でもぶつけられたかのような硬さだ。
相手の魔力が無尽蔵に対して、こちらは有限の力…、使えば使うだけ、底がチラつく…。
だからこそ焦りも自分の中に見え隠れした。
「はぁはぁ…、こうも魔力が薄くちゃ…、なかなかにキツいな…」
常時魔力による強化をし続けるのは無理、瞬間的に…必要だと判断する時に使う…、その甲斐あって、底がチラついたとしても、まだまだ戦える。
相手は、無尽蔵な魔力もそうだが、フェリスがボコボコにされるだけの事はある強さだ。
---[06]---
ウチだけで戦う事になってたら、まず勝ちの目は無かった…、1人だけなら…。
こっちに追撃をしようとする鬼、しかし、そうはさせまいと、横から飛び込んでくる存在に気付き、その動きを鈍らせる。
夜人、悪魔界に一緒に居たはずの夜人もまた、ウチと一緒に人間界に移動してしまっていた…、そして、それは夜人だけではなく…。
動きを鈍らせた鬼に目掛けて、今度は氷の棘が何本も襲い掛かる…。
エルンの属性攻撃…、武器による攻撃が決定打にならないのなら、それ以外も試すまで、アイツもこっちに移動してしまっていたのは心強い…が、しかし、こっちの期待とは裏腹に、エルンの攻撃によろめきこそすれ、効いているようには見えない。
『鬼と呼称される悪魔は、どの個体も膨大な魔力を有していますッ』
再び鬼へと向かっていく夜人、あれは真田信廉だ。
片刃の両手剣を持ち、その大きさはフェリスが持つ両手剣と同程度だろう。
---[07]---
仮面を付けていたから、気づくのが遅れた。
この世界の人間の基準で行けば、そんな剣を振れば、確実に体が引っ張らられ、思うように動けないどころか振るだけで怪我をする勢いだと思うが、そんな様子は全く無く、それが体の一部かのように、自由自在に振るう。
その姿は、ウチらと変わらない戦い様だ。
しかし、こちらも同じく、鬼に対して刃が通らなかった。
「かってぇッ!」
鬼の一撃を剣で防御するも体が叩き飛ばされる。
「大丈夫~?」
「ええ」
そこへエルンが駆け寄っていく。
「予想以上の強度…、アレに攻撃を通すのは大変だ」
---[08]---
それは身を持って思い知らされている。
何か有効打になるモノがあればいいけど…。
「鬼は悪魔どうよう魔力体…、魔力量が多ければ多い程、その強さが増していく。この鬼は、その中でもかなりの上物かも」
信廉の言葉に反論はない。
対峙している身だからこそ、その底知れぬ力を自分の肌で感じてる。
魔力体…その量で体の強さが変わるのなら…、相手の体は、小細工無しに…常に魔力の強化が発生しているという事か?
いや…、強化とは違う…、ウチらがやっている強化は、元アリキの能力の底上げ…、元の限界以上の力は出せない…と思う、でも相手は、その元が存在せず、魔力を求める力にそのまま変換できる。
その炎からして、魔力の性質は間違いなく炎…火、これが土とかだったら、性質の力も相まって、一撃必殺同等の攻撃でしか傷を見舞う事ができなかったかも…。
---[09]---
でも、土ではない…炎…つまりは火だ。
なら、防御力を極限まで上げても、それは土に及ぶ事はないはず…。
鬼は立ち止まり、こちらの出方を待つかのように、ジッと立ち続けている。
おかげで考える余裕があるけど、その余裕さがむしろ怖い。
絵に乗せられた薄紙の透かしのように…、赤い肌を…肉を通り越して燃え滾っているかのような骨が浮き上がっているその姿…、体を熱気どころか火が包み口と目からは火が溢れ、そんな状態から見える眼球の赤黄色い眼が、悪魔との違いを強調し、より一層不気味さを増す。
余裕さも、その容姿相応の力の証明だろう。
強くなりたくて、軍に入り、訓練を重ねて、経験も積んできたつもりだけど、それでも勝てるか不安を感じさせる存在はなかなかいない。
その存在感は、ブループに近いモノを感じる…、むしろ、本能で動くブループと違い、思考が…考える力があるこの鬼の方が、強さでは上のはず…。
---[10]---
その自覚があるからこそ、普段あまり感じない不安や恐怖が膨れている。
だけど…、その強度に…硬さに限界があるのなら、それを超えるさらに強い力を振るうまで…、結果として、魔力の消費が激しくなるのは必至…、かといって、その選択肢を取らなきゃ相手に攻撃が通らない…、面倒な二択…まさに板挟み。
だがしかし…、ウチ1人だったらキツイ選択肢だったけど、幸いここには他にも戦える奴らがいるし、攻撃を与えて少しでも魔力の消化を早めさせなきゃ潰れるのはこっちだ。
大丈夫だ…ウチならできる…、さっきだって、あの状態になった鬼に傷を負わせられたんだから…、今のウチにできない道理はない。
今の相手が、悪魔界に居た時よりも、強く…硬くなっていようと、やってやるさ。
「す~…はぁ~…」
鬼を目でとらえながら、深呼吸を挟む。
---[11]---
そして、再び得物を構え直した。
「エルン、ちょっと無理するから、援護」
「了~解~」
理由を聞く訳でもなく、こちらの言葉にエルンは頷く。
「では、こちらも手伝いましょう」
信廉も、両手で剣を構えて、鬼を見据えた。
「タイミングは…そうですね。3つ数えてから、矢を撃っちゃって、深琴ちゃん」
無線…て呼ばれてたか…、離れた相手に言葉を飛ばす道具から、了解という女性の声が届く。
そこから頭の中で、1、2、3…と数字を数えた時、ものすごい勢いで炎を纏った矢が飛んでくる。
その存在に、鬼は当たり前のように気付き、ソレを叩き落すが、直後、矢は爆発し、同時に爆炎が鬼を包み込んだ。
---[12]---
その攻撃事態は大した打撃にはならない…、でも、相手の目を…視界を奪った。
瞬間、足に込める魔力量を上げる。
そして、一気に鬼へとウチは突っ込んでいった。
先に仕掛けたのは信廉、力一杯振るわれた剣は、ソレを防いだ鬼の腕にめり込む…、そして迫る拳…、体をよじって、それは間一髪の所でかすめていく…、その間に剣を自分の方へと戻して、次の攻撃を防御する。
体が叩き飛ばされるも、信廉と入れ替わるようにエルンが鬼に飛び込んでいった。
手には鋭利な氷の爪…、鬼の目を目掛けて突き出す。
『カァッ!!!』
その瞬間、響き渡る鬼の咆哮、鬼の体が発する熱が格段に上昇し、氷すらも燃え上がって、一瞬で鋭利な爪が蒸発していった。
「マジッ?」
---[13]---
武器の無くなった突き出された手が掴まれ、飛び込んできた方向にエルンが投げ飛ばされる。
決定打になりはしなかった…でも、時間稼ぎとしては十分以上…、鬼がこっちを見た時には、目の前にウチの得物が迫る所だ。
槍斧に…その刃に限定的な魔力の強化を、腕を…腰を…得物を振るのに必要な部位に必要な強化を…。
戦闘をする肉体の強化じゃない…、この瞬間のウチの体は、ただひたすらに攻撃をする事だけしか考えてない脳筋な強化…、ソレが鬼の頭の側面目掛けて振るわれる。
鬼が防御のために腕を上げるが遅い。
間に合うはずがない…そう思う中、より一層、鬼の体から…特に腕から炎が溢れ出す…、しかし、それはただの炎ではない…、まるでソレに意思があるかのように…実体があるかのように、ウチの得物を止めようとするかのように纏わりつき、実際…何か形あるモノに既に当たっているかのような、感触すら…手に伝わってきていた。
---[14]---
槍斧を振った瞬間、確実にその首を取ったと思った状況が…ひっくり返される…とまでは言わないまでも、結果の乗った机が動かされる。
相手の腕の防御が間一髪ながら間に合った。
皮を断ち…肉を断ち…、感触からして、その骨も持って行ってる。
防御が間に合ったせいで首を取れなかった事が悔しい…。
『もっとだッ! イクシアッ!』
ウチから距離を取ろうと鬼が離れていく。
耳に届くエルンの声と共に、鬼の目掛けて何かが投げられる。
アレは…、パロトーネ…。
投げられたソレは、鬼に接触すると弾けて四散する…、同時にそこから、鬼に向かって刺々しい氷が爆発するかのように膨れ上がって襲う。
致命傷にはならなくても、その棘は鬼の体に傷を付け、押し飛ばしていった。
---[15]---
鬼は体勢を崩し、体に纏わりつく氷で動きを鈍らせる。
ソレもその体から発せられる熱で、たちまち蒸発していく…、今…。
ウチは目の前にできた氷…、まるで鬼に氷の崖がそびえ立つかのように襲ったソレは、ウチからすれば駆け上げれる丘だ。
ウチはソレを一気に駆け上がる。
首は取れなくても、その体に傷と呼べるモノは確実に負わせた…、ウチの攻撃が一切通用しない訳じゃないんだ…、なら、攻撃の通せる隙を見逃しちゃいけない。
「攻めろッ!!」
熱のせいか…、本当の氷じゃないからか、既に崩壊し始めているソレを登り切り、鬼の真上まで来たウチは、さらに高く跳び上がる。
その時には、鬼に纏わりついていた氷は完全に取れ、動けるようになっていたけど、相手がこっちに気付く前に、数本の矢が飛んできていた。
---[16]---
全力で斬りかかっても傷を負わせるのが難しいその肉体…、でもさっきはその矢が爆発した…、腕をやられた鬼にとって、自分に攻撃を通す攻撃がある事はわかったはず…。
その矢がどうかは知らないけど、身構えさえ、ウチに気付くまでの猶予は作る。
ただ力を入れた振りよりも威力は上がる…、さっきの防御するような炎でも、これは止められない。
『…ッ!』
「取ったッ!!」
鬼がこっちに気付いた時には、ウチの得物はその左の鎖骨から右胸にかけて振り下ろされていた。
肉を断ち、骨を砕いても、止まる事のない攻撃は、その鬼の体を地面に叩きつけ、地面を抉る。
---[17]---
バアアァァーーンッと、砂ぼこりが鬼の熱で火花に変わりながら舞い上げられて、鬼は地面へと伏した。
「ブハッ…ハァ…ハァ…」
動かない鬼を見て、自分の中に張り詰めていた空気を吐き出すように、息を吐く。
冷めぬ空気に喉が焼けるんじゃないかとすら錯覚する中で、ウチは何度も息を吸い込む。
チリチリと…肌を焼く熱気…。
状況だけ見れば、確実に終わっているソレ…、鬼の骨が浮かび上がってさえいた暑苦しい状態も終わっている…、なのに肌を刺すような緊張感は消えず、ウチは思わず鬼の体から離れようとしたけど、その時には、鬼のその眼が…ギョッとこちらを見ていた。
瞬間、ウチの身体を炎が包んだ。
---[18]---
強化である程度の熱には耐えられるけど、これは…。
咄嗟に、手で肌の露出した顔を隠す。
それでも肌は焼け、髪も少し焼けたのか、焦げ臭いモノが香った。
炎から離れるだけで、この暑い空間でも、涼しさを感じる。
一際大きな炎が柱を作って燃え上がり…、それは数個の炎の玉に分れたと思うと、今度は一瞬にして四足の獣の姿に変わって、一瞬の間を待つ事もなく、こちらに襲い掛かって来た。
実体でもあるのか、タタッタタッと足音を響かせながら来る。
真っ先に襲い掛かって来たソレを得物で叩き潰し、次に来た相手を左手で殴り飛ばす。
得物越しに…、その手で直に…、どれも確かに生き物を殴った時と同じ感触が伝わってくる…。
---[19]---
攻撃の勢いで体が前へと動く…、まだ襲ってくる相手…、飛びついてきたソレの下を…、姿勢を低く地面を滑って避け、まだこちらに突っ込んでくるのを、得物を大きく振って薙ぎ払う。
実体はある…手には手応えだって…あるのに、衝撃で霧散したその獣は、霧散したモノですぐに体を再び作り出す。
放置すれば戦いに支障を来すモノ…。
止めを刺した相手が繰り出す技に、再び身が引き締まった。
・・・そう、まだ終わりじゃない。
より一層、背中に熱気を感じる。
踏ん張り、腰を利かせて、振り向き様に振るう得物…、しかし、それは止められた。
鬼はその一振りを…砕かれたはずの右手で受け止め、全身から炎をたぎらせながらこちらを見る。
---[20]---
後ろからは獣、目の前では鬼、完全な挟み撃ちだ。
数の戦いでは相手の方が勝り、鬼を除けばこちらの力が勝る…。
襲い来る複数の獣は、バキンッバキンッと音を鳴らしながら、一瞬にして氷漬けに…、そして、ウチの頭上を掠めるように信廉は剣を振った。
・・・が、手を使わず…いや、単純にその防御が間に合わないからか、迫る剣を、鬼はその口で…歯で受け止めて見せる。
「「何ッ!?」」
さすがの予想外に、信廉と二人して驚きの声が上がった。
その予想外に、さらに予想外が上乗せされる。
鬼の後ろに映る影…、それが見えたと思った瞬間、鬼の左肩にカタナの切っ先が飛び出した。
1人でダメなら…、2人でダメなら…、3人でダメなら、4人目で…。
---[21]---
信廉の妻深琴、その手に持つカタナは、見事に鬼の体を穿つ。
「100メートル使って、全力で勢いを付けた甲斐があったわ…ねッ!!」
そして、一気にその左腕を切り捨てた。
瞬間、ウチの得物を掴んだ力が緩み、叫び声にも思える唸りに、咥えた剣も放す。
「…ッ!」
よろめく鬼…、追撃を…そう構えた時には、後ろで氷漬けになっていた獣が氷から飛び出して、ウチと信廉は、それを薙ぎ払う。
鬼への追撃は深琴が…、カタナを持ち直すかのように、くるくると振り回して、その首目掛けて振るうが、その時には、鬼の体から爆炎とも言える炎が溢れて、ウチら共々彼女は距離を取る。
その時、深琴は背中に預けていた弓を取り、空中に居ながら矢を放つ。
着弾と同時に爆発し、鬼の視界を奪った。
ブループがどう…とか思ったけど、それ以上に化け物か?
炎に包まれながら、堂々たる立ち姿を見せる鬼に、ウチの頬を嫌に冷たい汗が流れた…。
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