おもしろかったです! そしてスピンオフとしての完成度が非常に高いのが素晴らしいです!
ワルキューレではヒロインたちにおもちゃ扱いされていた気の弱い男の子。そんなイメージしかなかったウェルスにも、ここに至るまでの波乱のドラマと辛い過去があったのだなあと感慨深いです。
そして敵役だった海賊たちにも彼女たちなり正義があったわけです。このような立場が変わることで見えてくる景色というのが個人的には大好きです。
クライマックスの襲撃シーンなんかワルキューレでの戦闘を完全に逆視点から見ているわけで胸熱です!
本当にスピンオフとはこうあるべきという作品でした。本作しか読んでいない方には是非『機械仕掛けのワルキューレ』を合わせて読むことをお薦めしたいです。
ということでワルキューレの続編もお願いしますね(笑)
作者からの返信
皐月さん、熱い熱いコメントありがとうございました。
こんなに褒めてもらえるなんて、本当にこの物語を書いて良かったと思えました。
普段は歴史上の史実に沿いながら、その隙間を縫ったような小説を書くことが多いので、こういう自分の小説をもとに別の話を書くという作業は結構楽しかったです。それも元ネタの「ワルキューレ」を何人もの方に読んでいただいたからなので、そちらにも感謝です。
完読しました!
感想は、もう皆さんが、私の思うところと同じことを書いていらっしゃるので…。ワルキューレちゃんたちが、私一人のものであったころが、懐かしいよ~~。(涙)
なんて、泣いている場合ではありませんでした。これからも、たくさんのヒナタワールド、書き続けてくださいね。もちろん、私も読み続けます!
作者からの返信
わたしの書いたものは、張良にしてもワルキューレにしても、みんな奈衣さんから始まってますから、感謝してもしきれないです。基本的には自分が読むために書いているというのは変わりませんが、他の人に読んでもらって、それで面白かったと言ってもらえるのは……嬉しいですね。
でもまさか、ワルキューレの姉妹編を書くことができるなんて思いもしてなかったです。一年間色々と書き続けていて良かった、と思います。