トゥルーエンド「この+++の向こうで」
「この柵の向こうで」
「ここにいたの?」
「やっと、見つけた」
「ずっと探していたよ」
+++ +++
果てしない旅路
終わりのない道の先
何があるのだろう
何がそこで待っているのだろう
銀の針を手にして
野原を走る
赤い花を手にして
川原を歩く
いつかに置き去りにした君と約束を果たす為に
途切れた柵の向こうで笑うよ
手を振るう君が この隣にいたら何て喋っただろう
石畳で靴を鳴らす
看板を叩いて 扉を叩いて
尋ね歩く
そこにいるの?
ずっと探してる
銀の針を手にして
野原を走る
赤い花を手にして
川原を歩く
いつか置き去りにした約束を果たす為に
+++ +++
「二人になれば私達の勝ちだね」
「だって私達が揃えば、出来ない事なんて何にもないんだから」
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