02 虚構世界の架空実験
春の陽 温もりの中で
満ちる笑顔が とても優しくて
誰もが幸せ 楽しそうで 少し不満の日常
太陽熱 降り注ぎ
駆ける世界が 眩しくて
いつまでも続くと 永遠にあれると ずっと信じていた
優しさ散りばた虚構
さよならの仮想実験
まだ見ぬ世界の外は悪
臨み 望まれた生贄が 消費され続けていく
たとえ虚構の人生だとして
たとえその場所が 架空の大地だとして
臨む限りはずっと 続いて
ずっと幸せで あり続けて
優しさ散りばめられた虚構
さよならが量産される実験
まだ見ぬ世界の外を悪だと
決めつけて
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます