三章 生け贄キャンプ

第13話 生け贄キャンプpart1

今は福岡県糸島市のあるキャンプ場に来ている。参加人数50人で10人組のパーティーを組んだのだが、全員女性だった。説明では、7割お化け3割キャンプと言う感じらしい。

何で50人かって?そりゃあ1週間キャンプだからだ。

1日1人の生け贄を出さなければならないらしく、生け贄の者はどのクリーチャーの生け贄になるか選べるらしい。クリーチャーはゾンビ、ゴキブリ男、蜥蜴男とかげおとこ、蜘蛛男、植物クリーチャーだ。MISSIONはシリーズで別れていて、1シリーズ目(1〜2日目)は感染、2シリーズ目(3〜4日目)はサバイバル、3シリーズ目(5〜6日目)は生存、4シリーズ目(7日目)が滅びらしい。

MISSION中にクリーチャーに襲われた場合、特別なMISSIONじゃ無い限りは元に戻れる。


「生け贄キャンプ!スタート!」


先ずはテント。全員分のテントを立てている時、こんな話題が上がった。


「今日の生け贄誰にする?」

「俺は4日目が良いです」

「じゃあ、私が5日目!」

「私は2日目で」


そんな感じであっけなく決まった。

テントを立て終わり、皆んなでバレーボールをしてた時、最初のMISSIONが始まった。


『第1MISSION!ゾンビの森!ゾンビ避けの匂い玉を確保せよ!』


真っ白の服に着替えて、匂い玉を探しに行く用意をした時。


「慎二さん!3人で頑張って下さい!」


7人は調理をすると言って逃げて、残ったのが俺と女性2人だった。


「はーい!」

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