第4話 3度目の再発とわかってきた前兆

 低音障害型感音難聴になってから2ヶ月近く経っているものの未だに回復していない。

 正確に言うと発症してから2週間ぐらい聞こえるようになったり聞こえなくなったりを繰り返していたが、徐々に聞こえなくなる機会が減ってきて次第に全く問題なくなった。


 それから2週間ぐらいはたまに耳の中に異物感が出る時がある(特に綿棒などで耳掃除をしたとき)が、聞こえなくなったりすることはなくなった。


 完全に回復したと思っていたが、また朝起きたら聞こえてくる音が反響していることに気がついた。それからまた一週間耳鳴りがしたり、聞こえなくなったりをずっと繰り返しつつゆっくりと治っていく。


 それから2週間ぐらいはまた耳がおかしくなることもなく、今度こそと思ったらまた突然違和感が出始めたのが数日前だ。


 さすがに3度目となるといろいろ前兆があることに気がついたのでまとめてみる。なおこの病気は個人差が大きいので他の人に当てはまるかどうかはわからない。


1.身体を動かすと不自然に喉が渇く

 仕事で動き回っていると、喉がカラカラになる感覚が出てくる。かといって水が飲みたい感じとも違い喉がヒリヒリしている状態で、水を飲んでも乾きが治らない。あと身体が唐突に発熱して汗が出やすくなる。


2,喉が渇くのと前後して耳に違和感が出てくる

 1回目と2回目の症状のときは喉が渇くのが先に出たが、3回目は耳に違和感が出てくるほうが先立った。症状は大きな音が聞こえると過剰に聞こえる、歩いていると自分の足音が身体を通して聞こえてくるなど。


3.だんだん耳の違和感がひどくなり、音が濁ったように聞こえ始める。同時に喉の乾きの症状はなくなる。

 この症状が出てくると大きな音を聞くと耳の奥に痛みが出るようになる。


4.耳鳴りが出始める。この時点で低音は殆ど聞こえなくなる


5.耳鳴りが収まると低音が聞こえるようになるが、耳鳴りが始まると聞こえなくなる症状を繰り返す


6.次第に耳鳴りが収まり始め、違和感も消えてくる


 現在は3回目の再発なので症状はまだ2までしか出ていない。恐らく3回目も同じパターンになるのではと見ている。


 症状が出たときのことを思い出すと、3回とも寝不足で過ごした翌日の朝に現れていることが多い。ただ睡眠時間は取れているので、夢見が悪い、途中でトイレに起きたということで寝不足担っているため、対応する方法が見つからない。

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低音障害型感音難聴の記録 きたひろ @kitahiroshin

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