SS47 ホワイトレディの生配信その4
「はいどーもー、ホワイトレディでーす」
『はじまた』
『こんにちわー』
『wktk』
『こんちゃー』
『はいもう可愛い』
『九千人突破おめ! 一万まで間近だね!』
「はい、こんにちは。チャンネルも登録ありがとう。えー……」
『それでは、ゲスト登場のお時間です』
『久々のピーッの人希望』
『馬の人が良いなー』
『俺はあえて、ハルちゃん(人の方)を希望するぜ!』
『お前ら、今まで何を見てたんだ? どう考えても新キャラが増える流れだろ』
「前回も言った通り、この配信にゲスト制度はありません。今回、ピーッの人……あー、っと。ここで一つお知らせです。今後わたしは、ピーッの人って言い方は基本的に控えるようにします。コンプライアンス的なアレがアレなので。ちなみに、馬の人についてはそのままです」
『w』
『www』
『コwwwンwwwプwwwラwwwイwwwアwwwンwwwスwwww』
『さてはレディ、怒られたか……?』
『今更……?』
『既に手遅れでは?』
『ピーッの人じゃないならピーッの人はピーッの何なんだよ!?』
『真面目に、じゃあこれからはなんて呼べばいいんだ……?』
『イオちゃんとか、イオ姉とかでは?』
『恐らく本名であろうそれを使う方がコンプライアンス的にアレなのでは……?』
「ちなみに今のはあくまで
『wwwww』
『ww』
『w』
『www』
『直させる気ねぇだろwww』
『言葉巧みに俺たちを操るとは……流石はレディ(笑)だな……』
『今のは別に(笑)要素なかっただろ! いい加減にしろ!(笑)』
「あと、今日はウチにわたし以外誰もいません。よって、今回は絶対に事故は起こりようも『ピンポーン!』」
『www』
『イwwwンwwwタwwwーwwwwホwwwwンwwww』
『インターホンwwww』
『wwwww』
『ww』
『w』
『w』
『爆 速 で の フ ラ グ 回 収』
『www』
『ww』
『www』
『w』
『おそろしく速いフラグ回収 オレでなきゃ見逃しちゃうね』
『い つ も の』
『信頼と実績の事故率一〇〇%!』
『w』
『実家のような安心感』
『www』
『今回はそう来ましたか……飽きさせないよう毎回違った趣向を凝らすレディはエンターテイナーの鑑ダナー』
『もはや仕込みを疑うレベル』
『今日はウチに誰もいない、って前フリからのこのコンボよ』
『w』
『www』
『レディ、他に誰もいないんだから出てあげないと!』
「………………たぶん宅配便だと思うので、ちょっと対応してきます。あっ、欲しい物リストから送ってくれてる皆さんいつもありがとうございます」
『w』
『www』
『レディ退出!(前回ぶり二回目)』
『いえいえー!』
『www』
『wwwwwwww』
『めっちゃ葛藤してたw』
『ちゃんと届いてるみたいで良かったよ!』
『w』
『w』
『初回配信でも一時退出してるから前回ぶり三回目やで』
『w』
『www』
『www』
『一回も退出しなかったのって馬の人の時だけなのか……』
『今回もこのままフェードアウトするパターンですね、わかります』
『馬の人の時は逆に退出すべきだったレベル』
『w』
『なんでや! ご褒美タイムやったやろ!』
『上級者ばかりではないので……』
『今回は戻ってくるか賭けようぜ! 戻ってくるは○、戻ってこないは×な!』
『×』
『×』
『×』
『×』
『×』
『×』
『×』
『wwwww』
『×』
『×』
『×』
『www』
『×』
『誰か一人くらい戻ってくるって信じてやれよwwww』
『×』
『www』
『×』
『信頼と実績があるから……』
『俺は信じてるよ……!(目逸らし)』
『×』
『巨』
『×』
『×』
『w』
『巨』
『巨』
『巨』
『だからなんで巨に侵食されていくんだよwww』
『w』
『巨』
『巨』
『巨』
『www』
『巨』
『ピーッの人の功績です』
『巨』
『巨』
『待て! まだいつもの締めの流れにするのは早いぞ!』
『巨』
『巨』
『巨』
『巨』
『もう戻ってこないでしょ……(諦め)』
『まだ慌てるような時間帯じゃない(震え)』
『巨』
『巨』
『巨』
「ちょっ……!? 何なんですか……!?」
『!?』
『!?』
『!?』
『?』
『???』
『!?』
『レディの声だったよね?』
『……?』
『まさかの、事故動画(ガチ)?』
『!?』
『演出じゃねーの?』
『演出でしょ』
『レディィィィィィィィィ!』
『?』
『?』
『演出とか考えられるんだったら毎回こんな事故ってねぇんだよなぁ……』
『毎回演出だった可能性も微レ存……?』
『だったら演技派すぎでしょw』
『てか、マジだったらヤバくね?』
『誰か様子を見に行ける人はいないのか?』
『いるわけねーダロ!』
『どうなんのこれ……』
『明日のニュースにレディの名が……』
『マジで心配になるからやめろ!』
『えぇ……(困惑)』
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