◇2024.11.20◇日記のような手紙◇

11月20日(水)谷川俊太郎さん


詩人・谷川俊太郎さんが亡くなられた。

死というのは誰もが往きつくところだとはわかっていても、喪失感は計り知れない。

ここ数年、好きだった方々の訃報を聞くことが多くなった。

演技や作品を通してしか存じ上げないとはいえ、その存在に言葉に沢山のものをいただいてきた。


胸に灯してくださった、この温かいものを大切に、わたしもわたしの死まで、しっかりと生きていかなくては。


ありがとうございました。

合掌。



◆◆◆



さて『鈍色幻視行』を読了したので、いよいよ、その核となる小説を完全単行本化した『夜果つるところ』を。


この本、装丁も凝っていてリバーシブルになっている。

そして内側の著者名は、作中作家名!こういう仕掛け?好きだなぁ。


『鈍色幻視行』ほど厚くはないので、それほどの時間はかからないだろうけど、こちらもじっくりと読みたい。


『鈍色幻視行』と『夜果つるところ』暫くは読み返して、この世界に浸るのもいいかもしれない……なんて考えながら、いざ!本の世界へダイブする。

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