◇2023.11.2◇日記のような手紙◇

11月2日(木) 言霊


霊感0だし(これは臆病なわたしには有難いこと)スピリチュアル的なことを信じる信じないというより、それにすがって全てをそのせいにすることだけはしたくないと思っている。


でも、口にする言葉は大切にしたい。

これは、表面的な当たり障りのない言葉というのとは違う。

言霊、というように、伝える言葉にはタマシイがこもる。

口にした言葉に、人は無意識に引き摺られるという。

自己催眠みたいなものかもしれない。


「ありがとう」は好きな言葉。

ついつい見逃しがちな幸せに気づくことができる言葉だと思う。


そういったって聖人君子じゃない限り、そんな澄み切った精神状態だけではいられるはずもない。

だからこそ、口にするのはせめてできるだけ、見つけた幸せへの感謝の言葉、喜びの言葉にしたい。


天に吐いた唾は自分に返ってくる。罵詈雑言というのは、実は放った本人を一番汚している気がする。

キレイゴトじゃなくて、負の感情に囚われるのは怖い。

みている景色が、ガラリと変わってしまうから。

わたしは臆病な小心者だから、尚更、そう思うのかもしれないけど。


もっと言霊を大切にできたら、世界は、もうすこし優しいものになるかもしれないのにな。

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