◇2023.6.22◇病院からの電話

◇6月22日(木)病院からの電話◇


昨日の白内障入院手術についての事前検査と説明。普通より少し厄介な手術内容になることは予想外だったけれど、気を取り直して、なんとか頑張ろうと思っていた。


でも、そういう時に限って、泣きっ面に蜂というか……。


つい先程、手術予定の総合病院から電話があり、心電図に少し問題が見つかったので、循環器内科を受診して、その後で眼科に寄って欲しいと。

手術予定日まで日にちがあるので来週でも大丈夫ですと言われたけど、明日の朝に予約を入れていただいた。


正直、今、かなりショックを受けている。

健康な人なら日帰り手術も可能な白内障手術さえ、気を揉むことが多いのに、この上、まだ?その白内障手術さえ、できなくなるかもしれない?

新しい病気だったら、どうしよう。


とはいえ、仕方ない。

この目の前のことに一つ一つ向き合って行くしかないのだ。

わかってるんだ。

いや、自分の情けないほどのヘタレっぷりは今に始まったことじゃないけど。

嫌になっちゃうな。


今すぐどうこうってわけじゃない(はず)なのに、豆腐メンタルは既にフルフル揺れて怯えてる。


今、部屋のなかで一人で、わたしは別に泣いてるわけでも、喚いてるわけでもない。


息子たちにもLINE入れて情報共有もして。


静かな午後だ。


でも、内面はパニックになりそう。いや、すごく落ち込んでるし、リトルつきのは既に膝を抱えて震えてる。


落ち着こう。

一度、感情を表に出してしまったら、溢れて決壊して収拾がつかなくなることはわかっている。

わたしは自分の意気地の無さを、よく知っているから。


まずは明日の循環器内科だ。

そこで出た結果で、また考えるしかない。

それまでは、できるだけ考え込まないこと。


静かな午後だ。


わたしの心のなかだけが荒れている。

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