◇2023.3.31◇あなたへの手紙

3月31日(金)揺蕩たゆた


しばらく前から、「嗤う伊右衛門」京極夏彦 を再読しておりまして。

思い立ち「月の栞🔖」で書きたくなったのがキッカケなのですけれど。


そうしていたら、ふと今度は、平井堅の「哀歌(エレジー)」という曲が聴きたくなりました。

https://youtu.be/-alcQP0UPaI


柄にもなく情念というものを思い、出来たのが今日二篇目の詩「蒼い焔」【詩集】月とヒッカキキズ より 

https://kakuyomu.jp/works/16817330649479944190/episodes/16817330655169081693

です。

実はあと一篇、書いたのですが、同じようなテーマが続きすぎるのも、と思いましたので、そちらの公開は後日また……。

(⁎ᴗ ᴗ⁎)


「嗤う伊右衛門」の書評(というか、わたしの場合は拙い感想文?ですが)の方も、今日か明日には「月の栞🔖」にて、公開できるかと思います(予定^_^‪;)


それにしても、さすが京極夏彦、さすが平井堅、深いです。

すっぽりと、その世界に呑み込まれるような凄みのある美しさ。


正直、わたしなどでは太刀打ちできないのですけれど、この"情念"の世界の一端を、わたしなりにでも書いてみたくなりました。


しかし、しかし!難しいですね。比べるのもおこがましいし、打ちのめされてしまうんですけど、でも、惹かれてやまない。


野の草が薔薇になれるわけはないのですけど、野の草のなかにも"蒼い焔"は燃えているのです。

静かに……。


しばらくは、この世界のなかに囚われて揺蕩たゆたうていたい気がしています。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る