◇2022.12.2◇わたしへの手紙

12月2日(金)☁寒波襲来


師走になってから、一気に冷え込みが厳しくなったね。

首都圏では、もっと前から寒かったようだけど、比較的温暖なこちらでは家の中にいると11月終わりでも、まだ冬らしくないなぁなんて思っていたんだけど。


さすがに、もう12月だもんねぇ。

フリースやら厚い毛布やらを引っ張りだしてきたよ。


でも夏に比べたら、昔から冬の方が好き。

キリリと澄んだ冷たい空気を吸うと胸がスッキリするんだ。



それにしても、ここ数年は特に有名人の方の訃報が目にとまりやすくなった気がする。


自分の年齢的なものもあるし、持病のある身なので。

若い方だとやり切れないし、年齢の近い方なら尚更、他人事とは思えずショックも大きい。


人の命の脆さ儚さは身にしみて知っているつもりだけれど、お別れに慣れることなんてないものね。


そして、自身の"その時"が何時なのか、これもわからないこと。

今は余命告知も本人にされる時代で、それは自分の残り時間を少しでも有意義に過ごすためには良いことなのだろうけど。


でもね、"その時までの残された時間"を知らされて、そのなかで自分はどうなんだろう、と考えたら、メンタルの弱いわたしは果たして残り時間を有意義に使えるのかなって。

むしろ、その時点で何もする気になれずに抜け殻みたいになりそうな気がする。

あくまでも、わたしの場合ね。

知ってるでしょ、すごく小心者だし臆病者なんだもの。

大切な人たちの最期を看取ってきたから……目の前でその瞬間まで。

だから余計に、自分ならって考えると自信がないのかもしれない。


死、そのものよりも、それまでの時間が怖いんだよね。

痛みや苦しみには滅法弱いから、わたし。


ねぇ、わたし。

かといって、こればかりは、いつかは誰もが往く道。


わたしたちにできることは、"今"を大切に紡いでいくことだけ。


考えすぎて囚われすぎたら、どうしようもないけど、思索するのは悪いことじゃないよね。


そんなことを思う金曜日の午後。



さて、あったかいミルクティ☕でも飲みましょうかね。

(⁎ᴗ ᴗ⁎)

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