◇2022.10.7◇わたしへの手紙
10月7日(金)☁わたしへの手紙
なんだろうね。
酷く疲れているよ。
"
最近、普通にニュースを見ることも辛くなってきてね。
世の中なんてものは優しいばかりじゃないし、今更そんなことは嫌という程、知ってもいるし、ましてや自分自身だって世間様のことをどうこういえるような立派なニンゲンとは程遠い。
だから、この感覚はあくまでも私的なものに過ぎないんだけど。
胸に溜まり続ける澱み。
どうしようもない閉塞感。
今の世の中に対して募る虚無感。
現実的に値上げは続き、生活は苦しくなるばかり。
目にするのは、そんなことお構い無しに権力を維持することだけに必死のエラい人達と、個人の失態には敏感で忘れないのに、肝心の国や政治家に対しては怒っても、すぐに忘れて簡単に懐柔されてしまう国民の姿。
わたしが今の時代についていけなくなっただけなのかな。
小心者のわたしは、こんなふうに世界の片隅でつぶやくのが関の山だけど。
それでも、こうして残しておきたいと思うんだ。
ねぇ、わたし。
聞いてくれてありがとう。
最近、異常気象続きで、体調もあまり良くないせいか、気持ちも弱っててね。
不安に思うことも多いんだ。
正直、言葉にすることも考えすぎちゃって、なかなかできなかったりでね。
いつもなら、元気だしていこう!って、わたしに言うのに……ごめんね。
少しだけ、肩を貸してね。
うん、ありがとう。
明日はちゃんと元気になるけ。
ありがと。
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