◇2020.1.24◇(曇のち晴)◇
これは明日のわたしへの手紙。
今週は、また一段と金曜日までが早かった気がするよ。
その割には、しなきゃって事が思うようになかなか出来なくて。もどかしいというか、ついつい焦ってしまう。
今、「いつかこんな冬の終わりに」って心象風景を見つめるみたいなのを書いてるけど、自分ながら、めんどくさいヤツだなぁって思う(苦笑)
此処では、敢えてというか、いつもは薄目でやり過ごしていたりする自分の心に踏み込むつもりで書いてるんだけどね。
下手すると気難しいだけの理屈屋になっちゃうもんね。
つくづくちゃんと伝えられる力が、もっと欲しいって思うよ。
一度、書くことが怖くなって書けなくなって、書くことを止めた。
傷つく怖さもだし傷つける怖さ。
無意識だったにしても。
そう考え出すと、なんていうか一言すら、考えすぎて身動きが出来なくなって言葉にすることができなくなって。
そして、今。
こうして書くことをまた始めたけど、怖さは常にあるんだよね。
本当に臆病で気が小さくて器もお猪口で。
それなら止めときゃいいのにって何度も考えたんだけどね。
元々、わたしの書くものは、わたしが散りばめられていて。
というか、多分、それしか書けない。
自分を削り出して書いていく詩だったりエッセイだったり、物語だったり。
できるだけ、その時の気持ちを正直に、みっともなさも揺らぎも書いていく、それがわたしが書き始めた時に思ったことだった。
そうして、今回また書き始めてみようって思った時に、やっぱりそれを思ったの。
わたしは書く人間としたら、本当に何も持ってない。
唯一、心のありのままを出来うる限り正直に晒していくこと、しかできない。
これだって、全てを晒せているのかといえは、そうではないと思う。
上手く伝えきれないこともあるし、底の底までを晒しきれるほどの器もないし。晒せばいいってもんでもないもんね。
ああ、やっぱり相変わらず、わたしは伝えるのが下手だよ。
でも、もう一度書こうって決めた時に、やっぱり、わたしはこんな風に書いていくことしかできないって改めて思ったの。
器の小ささも不安定さも臆病さも迷いも、そういう人としての弱さをできるだけ正直に。
さらけ出す事で誰かを救えないかなんて、そんな、おこがましいこと考えてる訳じゃなくて。
ただ、自分を救いたくて。自分に寄り添いたくて。
究極の身勝手だよ(汗)
明日のわたし。
わたしってグルグルしてるかなと思ったら、馬鹿みたいに単純で。
変なヤツだなぁって自分でも思うよ。
でもだからこそ、わたしだけは側にいてやりたい。大丈夫、見捨てやしないよって、何度でも言ってやりたい。
だから書いていこうよ。
こんなわたしをね。
伝えるの下手だし、どこまで伝えられるのかわからないけど。
わたしという人間の小さな小さな世界のことを。
すぐに消えてなくなってしまうような呆気ない世界だけど。
わたしの為に。
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