第12話
「ねえ、ゆうくん」
「何?」
「お風呂入りたい」
「この部屋にはない」
「銭湯連れてって」
「1人で行って来い」
「やだ、一緒がいいんだもん」
「男女は別だ」
「いちおう、姪なんだから・・・」
「関係ない」
それに、自分のありのままの姿は見せたくない。
僕の体系は、メタボ。
DBのヤジロベーが近いかな・・・
「いいから行きたい」
「やだ、めんどい」
「ご飯、奢ってあげるから」
「金あるのか?」
「うん。1000円あるよ」
どこで調達したのか、わからないが・・・
「わかったよ。連れてってやる」
「ありがとう。だから、ゆうくん大好き」
大袈裟なものでもあるまい・・・
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