> 重たい気持ちの上澄みだけ、さっとどこかへ流れていった。
この心理描写が素晴らしいと思いました!
シュカさんの抱えるものは誰かが代わりに持ってあげられたり、軽くしてあげたりできるものじゃない。
アンジもそれはよくわかっているからこそ、上澄みだけでも軽くしてあげられたら……と慮っているように感じられるし、それに密かに感謝しているシュカさんの様子も伝わってきます(´∀`*)
今のシュカさんに、アンジのような適度な距離感をもって見守ってくれる人物はありがたい存在ですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
うわぁそこを取り上げてくださって嬉しいです!
何気ない一文なんですが、過去にいろいろあった二人の関係とともに、シュカの個人的な感情にも変化があったことを匂わせられればな、と。
二人の距離感、このくらいがベストです(*´-`)
編集済
こんばんは。
アンジさん失敬だな。アンジさん、失敬だな( *`н´* )
いやでも彼の気を遣わない気遣いはいいですね。「こうやって色々言ってるが、俺はアンタの人生に責任は持てないんだよ」と、彼の中にある筋が見えます。
文字にしてしまうと冷たいですが、大人の世界ってそうですよね。
それを乗り越えるには、結婚とかそういう儀式が要るものです。
敵を知り、己を知れば……の己を知るというのは、たぶんこういうことなのでしょう。
敵を知るというのも、相手の何もかもを知り尽くすということでなく、自分が知っていい場所を知るということで。
選んでいないようで、彼の感性によってふるいにかけられた言葉。リアリティーのある人物像です。
こういうところに、すずめさんのうまさが良く出ていると感じます。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
ほら、怒られてるぞアンジ!笑
>俺はアンタの人生に責任は持てないんだよ
まさしくこれです。
だから現在のシュカに対しても気軽に口説いてくる。
自己責任を完全に把握した上での自由人、家庭を築くのは難しいタイプですね 笑
「手の届く範囲」にいる他人の身幅を差し引いて、自分が何をどこまですべきかを見定める。
それもこれも、自分が楽しいことを最大限に楽しむため。
だから彼は「冷静に見える」のです。
シュカとは真逆といってもいい理屈で動く。今回はこんな男女バディです(*´-`)
大見出しが「疑惑」で、章タイトルが「快楽主義の男」だったので、アンジさんに何か……!?とハラハラしましたが、和やかな雰囲気でよかったです……(;´∀`)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
今回は人生のスタンスの話でした! この二人はそれが全然違うのです。
さて、第4章のタイトル『疑惑』……いったいどんな疑惑が出てくるのか、お楽しみに(?)♪( ´θ`)
アンジの言う正義のヒーロー。言葉にしてしまえば単純なものにも聞こえますが、誰かを守りたい、人の役にたちたいと言うのは、いつも心に持っておきたい思いかもしれませんね。
シュカの言う通り、世の中にはできることの方がずっと少ないかもしれません。だけどせめて、それならそのできることだけでもやっていけたらと思います。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
何が正義なのか、何をしたらヒーローなのか、アンジはたぶん本質的に「自分の手の届く範囲で」できることを選び取っているんですよね。
シュカが最初に志していたことは難しくなってしまいましたが、別の形で誰かを助けているのだと、自分が納得して仕事できれば一番ですね。
アンジいいやつーーーー😭😭😭想像以上にいいやつーーー😭😭思わず泣きそうに…
軽いけどなんか全部わかってる上で発言してるような気がしてこういう人ほんと好きだなーと思います……
作者からの返信
コメントありがとうございます!
そう、アンジいいやつなんですよ! 空気は読めるし、気は回るし、シュカの立場も尊重してくれるし。
ただし、女癖めちゃくちゃ悪いです(ダメ)