愛。 小さな頃からそれについてよく考えたものです。 純粋でなければいけないとか、繋がりがなければいけないとか、特別であるべきだとか。 あーだこーだ色々考えて、結局良く分からないまま、そのままにしていました。 しかし、このお話を通して、ふと視点を変えて見てみると、実は愛とは物凄く近くに、すぐ傍にあったんだなぁと思わせられました。 何でもない一言も。 特別じゃないその瞬間も。 それら全てが、きっと、愛。 このお話に、今、ありがとうの言葉を。
一滴の水を擬人化したストーリー。水は時に、海になり、川になり、雨になり、涙になる。姿形を変えながら、1人の少女の人生を追っていく。少女はやがて成長し、高校生から大人へとなっていく。その過程の中で色んな人と触れ合い、別れて悲しみ、そして次に進む。各話、とても読みやすく、最後の締めの言葉がどれも美しく、読んでいて心地良いです。これからの続きに期待しています。是非、ご覧ください!