高校一年生

 中学時代は

「授業中に寝る人の気持ちが理解できない」

 とまで思っていた私は高校に入ってすぐに理解することになる。


 そんなことを続けていると、もちろん成績が落ちるわけで、入学当初300人中100位ほどだった成績は150位ほどまで落ち込んだ。


 そして迫り来るのが、そう【文理選択】。

 私は理系一択で迷いはなかったが、部活が演劇部ということもあり、私ともう一人以外は先輩を含めても全員文系というなんとも悲しい結果に。

 そして、理系が定員オーバーしたらしく、理系選択者は先生から面談(という名の圧力)を受けた。それは二度に及び、その結果定員になんとか収まったらしいが、もう一人の女の子は文系に行ってしまった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る