中学時代②
勉強という言葉、受験という響き、そこから逃れたくて様々なアプリを練り歩いていた。
そんなある日の帰り道何気ない会話の中で
「LINE終わったら他のアプリ開く?」
そう聞かれたので
「うん」
と返すと
「それね、スマホ依存症なんだって」
と言われた。
親にも「スマホ依存症」だと言われた。
だけど、休日に友達と遊びに行く時なんかは全然いじらなくても平気だし、むしろ一緒に話している相手がいじりながら会話をしてくることが不満だった。
私はそれほど成績が悪い方ではなく、100人程いる中で10位代前半あたりをキープしていて、一時は一桁の時さえあったが、ゆるやかに20位代前半まで落ちていった。
勉強しなくてもある程度取れたのは多分今までの“貯金”があったからだろう。
親には「貯金を使い潰している」と怒られたが、成績は落ちるばかりだった。
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