第14話ウクライナへの祈り
きのこ雲聖歌を歌う乙女らの祈りを継いで歌う定めよ
異教なる神ではあれど手を合わせ祈る心はひとしきままに
歌うことのみ能うなら詩に乗せる死者への祈り反戦の歌
清明を旨とし生きて死にゆかんたとえ戦火が迫り来るとも
春の暮キャンドル灯し祈り添え臥せる窓辺に鳩の鳴く声
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