最後の数行で物語の真相が明らかになる短編
から来ました。
ご参加ありがとうございます。
なるほど、、まさにこの企画にぴったしの作品で、途中までの想像が最後の数行で一気に崩れました。
物語の内容についてですが、少子高齢化のこの世の中ではよくある舞台に潜む小さな葛藤を詰め合わせた作品だなと思いました。高校生の自分の目線からこの物語に詰め込まれた小さな葛藤をあげると
自分は松葉杖をついているが席を譲らなくてはいけないのか
他の人は見ているだけだが自分が譲らなければならないのか
席を譲る=貴方はもう歳ですね。という意味に捉えられて無駄に怒られないか
などです。
本当に短い文章の中にこれだけ詰め込めるというのはかなり凄いなと思いました。
最後の部分ですが、藤田さんはかなり気が強く、自分の誇りが高い方という印象を受けたので序盤に感じた他の乗客からの視線は誇りが高い故の自意識過剰なのではないか。そもそも松葉杖の方もご老人も電車では優先して席に座る対象なのに乗客から冷たい視線が来るのもおかしい話なのでやはりそういう事ではないのか。そんな解釈をしました。
作者からの返信
コメントそして深い考察ありがとうございます。
僕が伝えたかったことを詳しく解説していただけるなんて感激しました。
「俺はおじいさんじゃない!『藤田源』だ!」
この台詞、なんだかグッときました😆
作者からの返信
コメントありがとうございます。
誇り高いセリフですよね。