第3話

錬金術

佐々木「錬金術の解説をしようか。ヴァンの世界には色々な種類の魔術やスキルがある。そのうちの一つが錬金術だ。」


ヴァン「因みに史実での錬金術師を解説すると中世ヨーロッパで王侯貴族に対して鉛から貴金属が作れるとほざいた、詐欺師だな。」


佐々木「…何か錬金術師に恨みでもあるのかい?まぁいいや。錬金術の本来の意味は鉛を金に変えることじゃない。鉛のごとき卑近な人間を貴金属の様に高貴な天使や神の上位存在に昇華させることにある。この世界の錬金術師は一般的に想像される、魔法薬を作ったりと言う物だけど、一部にはこの本質を利用した戦闘技能者も存在する。他の魔術との融合で高速錬金ラピッド・アルケミーの様な金属を高速生成して武器にしたり、当たった物を融解した金に変える瞬間錬金リメン・マグナだったり。」


ヴァン「そう…(無関心)」


佐々木「……錬金術には大いなる業、マグヌム・オプスと呼ばれるものがある。ニグレド・アルベド・ルベドの3つだ。腐敗と浄化を司る、ニグレド。精神浄化、啓発を司るアルベド。そして、神と人間の同一。有限と無限の合一を司るルベド。夫々が強力な術となる。」


佐々木「今回は失礼ながらここまで。時間が無いので申し訳無い。次回更新はもっと詳しくしようと思いますのでご期待を。」

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