MHW以外の通常兵器
連合、そして同盟。両者共にMHWを運用しているが、他の兵器はどうなっているのか。
同盟はMHWの母艦となる宇宙用艦艇(航宙艦)とその護衛。すなわちMHW母艦と護衛の駆逐艦のみを大量に運用している。それ以外の艦種(戦艦等)は維持管理に消えるコストが膨大なため、開発すらしていない。唯一の例外が、第一特務艦隊旗艦のノーチラスで、艦種は特務艦であるが、全体的な性能は巡洋艦クラス(140mm~208mmクラスの主砲を搭載)とされる。大気圏用兵器はコロニー内で開発された軍用車両や軍用機を使っている。どこかのジ〇ンと違い、ちゃんと航空力学や流体力学など、物理法則に則った兵器を運用してはいるが、前述のように宇宙用兵器に力を注いでいるため、数は少なめである。
連合の場合、航宙艦艇は駆逐艦・巡洋艦・戦艦・航宙母艦を運用する。ただし、航宙母艦は固定翼機を専門に運用する艦であり、MHWの運用能力を持たない。改装によってMHW母艦になったものが多くを占める。大気圏用兵器は旧時代(西暦のこと)とあまり変わらない。西暦の時代である程度完成していたので、その雛型に当てはめるだけでそこそこの物ができる。戦車を除けば新型兵器は一切なく、空母は改ニミッツ級ことシンシナティ級が就役しているし、駆逐艦に至ってはアーレイバーク級のフライトⅦが運用に入る。戦闘機もライトニングⅡを改修したF-40セイバーⅡが現役である。ロシア、日本、イギリスなどの大国やスウェーデン、スイスなどの中立国は元アメリカ製ばかりになるのを嫌い、国産兵器を設計・量産している。
連合の所属の是非に関わらず、中小国にとって、F-40やアーレイバーク級フライトⅦといった新型装備は高額すぎる(アーレイバーク級フライトⅦが1隻当たりのユニット調達コストが約23億ドル)ので、放出品であるアーレイバーク級フライトⅣ~ⅤやT-90A、果てはMiG-21といった旧式装備を騙し騙しもしくは大改修して使っているところが多い。一部の地方自治組織の自警団ではM4A3E8シャーマンやT-55といった超旧式を使っている。これは整備や砲弾に掛かる費用が安く済む為(ハイテクな砲弾や技術を搭載していない&MHWは基本軽装甲なので76.2mm砲や100mm砲でも十分相手取ることが出来るから)である。それでもAT化や通信設備の強化など、最大限の強化は行っている
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