第4話
【現在の人格は明塔です】
「なぁなぁメット」
石倉のアイテム整理していると、石倉が声をかけてきた。
「どうした石倉」
「いやあのさお前のステータスについての言及はあとにまわすけどよぅ」
……石倉ァ一体どこまで俺のステータスを見たんだよ。まぁこの作業が終ればで分かるか…
「おう…だからなんなんだ」
「このさ…荷物に気づいた奴は今何人いるんだろうか」
なるほどそういう質問かぁ、ならこう返すか…
ピ(いいんじゃない)
ハ(ならこう言っても良いのでは)
いきなり出てくんな…まぁ採用で
ハ(やったぜ)
良かったなハッカー……って心の中でも会話できるやん、なんだったんだろうか今までの苦労は……
ナ(この会話方法はこっちに来てからだぜ)
まじかぁ
ピ・ナ・ハ(((
そっか~そこまで言われた?なら仕方ねぇな、おっと質問を返さないと…
「……さぁ、だがな少ないんじゃないか」
「なんでだ」
「お前が気づいていなかったからかな」
「うむむ…どういうことなんだ」
「見知らぬ場所で安全地帯…お前ならどうする」
「…お前は近くにいるのか」
「もちろんだとも、ただし安全地帯は区切られている。が普通に会いに行ける」
「それなら荷物のかくにn…あぁ、そういうことか」
そう石倉はこういう状況になるとまずは荷物の確認を絶対にしている。
しかし俺に指摘されるまで制服胸ポケットの中身に気づいていなかったので、俺は気がついているものは少ないと判断する。
「メットなんで俺荷物の確認整理しなかったのだろうか…」
「さあな認識阻害でも付けられてたんじゃねぇのか」
「それならなんでメットお前は気づいたんだ」
「スマホ取り出した時に気がついた(嘘」
「あぁなるほど、メットは胸ポケットにいつも入れていてからな」
「話していないで、荷物の確認,整理とっとと終わらせるぞ…」
「あいよー」
……10分後くらい
「終わったな~」
「そうだな~、そいでメットこのステータスはどういうことなんだ」
忘れてなかったか…「どれどれ」
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●名前[明塔 操]
○種族[人間]
○年齢[17歳]
○性別[男性]
○状態[■■■■■■(■■)]
○異能
・[■格■■]
・[■■■形]
・[拠点作製]
○能力
・[剣術強化/Ⅰ]
・[盾術強化/Ⅰ]
・[軽装強化/Ⅰ]
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「なんか凄いことになってる」
「メットなんなんコレ」
「設定の認識阻害ここまでうまくいくとは(嘘」
正直に言ってなにコレ
「なんだメット見られてまずいことでもあるのか」
「き…切り札は隠して、おっおかないとな」
「それもそうか、こうやるのか…よし」
なんとかごまかせた…
幸先が不安になってきたよ…
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