よろづ「白屋」
よろづ「白屋」
初谷区にあるよろず屋。キヌという名の老婆がひとりで切り盛りしている。不定休。
店内は日用品・雑貨が半分、駄菓子等を中心に比較的保存の効く食品が半分。
店先には三人掛けの長椅子がひとつあり、おにぎり等ささやかな軽食と大福、団子などが食べられる。持ち帰りも可能で、おにぎりは自家製たくあんをつけて竹皮に包んで持たせてくれる。
甘味にはお茶と口直し用の塩気が少々つく。
知り合いの金平糖職人から金平糖を買い付けており、これを目当てに来る客もしばしば。来店するたびに大量に購入しては配り歩く猛者も居るとか。
中でも流行りの珈琲味の金平糖はおすすめ商品のひとつ。
客に花守が増えるに従い、単独で来店する刀霊も増えたため、店先には筆談用の塗板に小鈴をつけたものと白墨が置いてある。
穴塚千賀子の刀霊、華角が作り出す密を使った一連の商品。体力・霊力・傷の回復効果があるため、買い求める花守の姿がよく見られる。
華三ツ氷
かき氷の密に華角の密を使い、金平糖を散らしたもの。
夏季のみの限定商品で、現在は販売終了している。
華三ツサイダー
華角の密をサイダーで割ったもの。
密の色をきれいに出すのがとても難しい。
華三ツ焼
流行のハットケイク(ホットケーキ)にこの密を、とのリクエストに応えた結果誕生した、見た目はどら焼きによく似た何か。味はしっかりバニラ味。
食べ歩きもできるよう小さめに焼いたハットケイク二枚の間に、華角の密とバターを挟んだもの。冷めても美味しいが、見た目はほんとにどら焼きによく似ている。
キヌ
一人称:あたし
二人称:アンタ
「白屋」店主。高齢ながら
霊感はほとんど無いに等しく、視ることも聞くこともできない。よほど力の強いモノが居ればなんとなくあそこはやばい、と回避できる程度。
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