テーマ「本」


読書の秋について ~ひねくれ者の考察~


いくら季節が巡ろうと「読書の秋」はやってこない。読書は様々な体験をさせてくれる。私たちは時に恋に胸を焦がし、時に涙を流し、時に世界を救う。読書とは未知との遭遇だ。だから「読書の飽き」はこないのである。




最期に読む本


白い光の中で一冊の本を読んでいた。主人公は私。両親と手を繋ぎ夕日道を行く幼い私。友達と笑いあう私。始めての彼と口づけした私。仕事に疲れ果てた私。そして、最後に屋上にいた私……。この本のタイトルはきっと。




ページの間に挟んだ青春


読書家の母にお勧めを聞くと「私の青春そのものよ」と一冊の古い本を渡された。パラパラ頁をっていると、本の間から一葉いちようの写真が出てきた。「ほんとだ」若かりし頃の父の写真だった。母の耳が見る間に赤くなった。




常識は時代と共に


画期的な書籍が発売された。データではなく紙にインクで文字を印刷し、一冊の本とするのだ。ページる感覚が新しいと若者に人気を博している。遥か昔、書籍はこの形が定番だったことからその名を「原始書籍げんししょせき」という。


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