第13話 騒々しい相談者
透子がたまたま智美と出合った数日後の日曜日。
休校中であっても生徒が自由に外へ出ていいわけではない。うっかり巡回しているお巡りさんに見つかればあれこれと話を聞かれることになる。
土日はそういた心配がとりあえずない日だから、必然、休校中であるひかりが丘の生徒であっても、友達と外出し、買い物や遊びを楽しもうということになる。
透子は、優華、そしてちぐとみっち、合わせて四人でショッピングしようということにしていた。が、優華から一時間早く来てほしいと言われたので、なんだろうかと思いながら透子は律儀にきっかり本来の予定一時間前に集合場所である駅前に来ていた。
すぐに優華も姿を現すと、まず
「ごめん、こんなお願いしちゃって」
と謝ってから、すぐに喫茶店で話そうと言って透子の手を引いた。
透子はなんだかよくわからないうちに、優華とフランチャイズの喫茶店に入った。
一時間後には四人で駅近くを回るので、とりあえずコーヒーだけを頼むと、優華がすぐに話を始めた。
「白野さんの周りでは、まだ何か起きてない?」
「何か?」
「うん、なんでもいいんだけど、とりあえず何か普通じゃないこととか」
桜川さん自身が普通じゃないよ、という言葉を透子は飲み込んで言った。
「ファミレスで話し合った日からは特に何も起きてないよ。次の日、浅木さんに会ったけど、個人的な問題を解決してもらった以外には何も」
「そうかぁ」
ほっとしたという様子で、優華が肩をなでおろした。
「……何かあるの?」
「ああ、うん……」
そう言って優華はそのまま少し間を置いた。困ったような表情だった。何かを決めるように軽く目をしばたかせ、次に透子をしっかりと見て言った。
「いや、何も起きてないなら、白野さんは大丈夫、かな」
「桜川さん」
その優華の様子に、何かよくないことが起こっていることに透子も気付いた。
「気になっていることや不安があるなら、聞くよ。それしか出来ないし、何も解決できないけどさ」
透子もしっかりと優華を見て言った。
その目を受けて、優華は嬉しそうに笑った。水を一口飲んで透子に答えた。
「うん、ありがとう、白野さん」
が、その笑顔のまま、優華が固まった。どうしたらいいのか、まだ判断がつかないようだった。
「大丈夫だって、もう大体のことは慣れちゃったよ」
同時に、できるだけ居合わせたくは無いということは言わずに、透子は言った。
その言葉に背中を押されたように、優華はコップをテーブルに置くと、真剣な顔で話し始めた。
「あの日から、世界が変わっちゃったかもしれない」
「え?」
「インカナ、これまでは閉鎖空間に先に出てきたのに、あの日からはすぐ私たちの世界に現れるようになっているみたい」
「……それって、どういうこと?」
優華の言葉と表情から、透子も深刻な何かが起こっていることを読み取った。真剣な声で優華に聞き返した。
「彼らの住む世界とこの世界が近づいてしまったということです。ステップを置かなくてよくなった。これは、この世界にとっては危険なことです」
急に別の声が聞こえた。透子は優華のカバンについているマスコットを見た。
「特に野々宮くんは、あぶない目に会ってた」
「野々宮くん?」
「うん、理由はわかんないけど、何故か何度も襲われそうになってるんだ。だから、ひょっとしたら白野さんや浅木さん、赤井くんも同じようなことが起きているんじゃないかって思ってたんだ」
「んー、私は今のところ新しく怖い目には会ってないはず。浅木さんは……どうだろう? ちょっと前に偶然会ったときはそういう目に会ってなさそうだったけど」
数日前の智美は、ひょっとしたら気にはしているかも知れないけれど、差し迫ってそういった危険に会っているようには見えなかった。そのことを素直に透子は伝えた。
「そうなんだ……ひょっとすると、野々宮くんだけなのかな?」
うんうんと透子と優華は頭を捻っていたが、透子がふとあることを思い出した。思わずそれが声に出た
「あ、もしかしてあれか?」
「何か知っているの?」
「野々宮くん、変わった石の指輪を持っているのは言ったよね。王家の証とか言ってたの。それを初めて見たとき、浅木さんが、野々宮くんは魔術師か何か? って聞いてきたんだ。なんでも、魔力を感じたらしいよ」
透子の言葉に、優華は頬に手を当てて考え込んだ。
「……魔力」
「野々宮くんのフォースソードに填めるとパワーアップしたから、ひょっとするとそのせいかもね」
「どう思う、オキッド?」
「この前の日はやつらが沢山出てきて細かくは追えなかったのですが……事実としてそのようなことがあるなら、その指輪を狙っている可能性は十分ありますね」
オキッドがそう言うと、優華は考え込む仕草をした。
「野々宮くんの指輪、そして、その力……浅木さんが言っていた魔力……」
「一度調べさせてもらったらどうかな? そうすれば、原因も対策もはっきりするかもしれないし」
「大丈夫かな?」
「野々宮くんならちゃんと話せばいいって言うと思うよ。それに、もう桜川さんがどういう人か知っているはずだし」
「そうかな」
「そうだよ」
不安そうな優華に透子は言った。
「ありがとう、白野さん。勇気出た」
「桜川さん、大変なのかもしれない。で、私は一緒に戦うとかできないけど、悩み事とか、話したいこととかあるならいつでも付き合うよ」
透子は自分の胸に手を当て、
「友達だから」
はっきりとそういい切った。優華はそんな透子を見てはにかんだ。
「……うん!」
「そろそろちぐとみっちが来るから、行こうか」
「そうだね」
透子がそう促して、透子と優華は席を立った。
ショッピングといいつつ、四人とも特に買いたいもの、買わなければならないものははなかったりする。従って時間のほぼ全てはウインドウショッピングだった。駅ビルの中から商店街のほうまで、あちこちのブティックを回った。高校生には到底手が出せないようなお値段の上等な服を見ながら、あれは誰に似合いそう、いやこれは私には派手すぎだよ、などとわいわい話しながら過ごした。
そしてそろそろ五時を過ぎようとしていた。既に日がかなり傾いていて、街灯も次々と点灯している。
「それじゃ、また学校でね」
「じゃあねー」
そう言って、ちぐとみっちがまず別れた。それを見送ると、優華が
「それじゃ、私はこっちだから」
と、透子の家とは反対方向を指した。
「うん、それじゃあまた」
透子は手を振って、今度は優華を見送った。姿が見えなくなったところで、透子も自宅への帰路を歩き始めた。
しかしそれからすぐに、
『ちょっと、すみません』
「ん?」
透子はどこかたどたどしい英語で話しかけられた。振り向くと
「わっ!」
叫んで一歩引いた。
『シロノさん、でよろしかったですね』
『はい、はい』
セレラーンがそこにいた。唐突な遭遇に、透子の心臓が激しく鼓動した。落ち着かせるように胸に手を当てて、二、三度、深呼吸をする。
落ち着いてくると、相手の顔がよく見える気がした。
(……やつれてないか?)
整った顔立ちである彼女の基本は変わってないが、どこか生気を欠いているような様子に見え、透子はそう思った。
現れたときはいつも自信ありげで高飛車とも言える態度だったセレラーンが、今日はひどく弱弱しく見える。次の言葉も、これまでの彼女からは想像できない、ひどく気を使ったような言葉だった。
『あの、お願いがありますの。これまでの無礼を承知の上で』
『お願い?』
『ええ……』
そのとき、急にセレラーンの肩に何者かが
「ぽん」
と言いながら手をかけた。
《みぎっ!》
セレラーンは恐怖の叫びを上げて、青い顔で振り返り、数日前、透子たちが教室で見た銃を構え、撃った。
「にゃっ!」
《ちょっ!》
長い髪の何者かはその射線をかわした。
そしてセレラーンの銃から放たれた光条が、雑居ビルの『テナント募集中』と張り紙が張られた窓へ突っ込んだ。
まず窓ガラスに穴が空き、全体の剛性を失ったガラスがひび割れて砕け落ちた。室内からはわずかだがオレンジ色の光が見えた。
「……これはまずいのでは」
次第に大きくなるざわめきと、増え続ける野次馬を見ながら、思わず張り付く引きつった笑いを浮かべながら、何者か、というか優華が言った。
「……そうだね」
心ここにあらずと言った感じで、透子も呆然と焼け焦げ、吹き飛んだビルを見ていた。
『とりあえずついてきて!』
優華はセレラーンにそういうと、
「白野さん!」
「へっ? わっちょっちょっちょ!」
そして優華はさっと透子の手を取って一気に駆け出した。
「危ない危ない! ちゃんと走るから引っ張らなってって!」
無理な姿勢でもつれそうな足をなんとか動かしながら透子が優華に向けて叫んだ。
『ちょっと、待ちなさい!』
それをセレラーンが必死に追いかけていった。必死な表情をしていた。
お互いに母語でない言葉での意思疎通は、たとえ単純な確認作業でも困難を極める。それは比較的マシに英語を読み書き会話できる優華や透子であっても例外ではない。
一センテンスごとに内容を確認し、時にはネットでの翻訳機なども使って、どうにか話をまとめることができそうだった。
『つまり、幽霊みたいな化け物に襲われて困っている、と』
優華の言葉に、真剣な面持ちでセレラーンが頷いた。
「さっき問答無用で撃ったのもそういうことか」
呆れたような表情をして透子が言った。
「どう考えてもインカナだね」
「そうだねえ。教室で会ったやつでこの人と一緒に見たの、あれだったから間違いないかな。ロトだとお化けじゃないしね」
「うー、何が原因なのかなあ」
唸っている優華の隣で、透子も頭を捻っていた。ふと、数日前の教室で起きたあれやこれやの騒ぎを思い出す。記憶の中で、セレラーンは空太の指輪を自身のネックレスに近づけていた。
急に、透子の中で何かが繋がった。
「あ、そうか!」
「ん?」
突然大声を上げて手をぽんと叩いた透子を、優華が不思議そうに見つめた。
透子はセレラーンに一歩近づいて、優華を指しながら言った。
『ちょっと、ネックレスの石をこの人に見せてあげて』
『……何故ですの?』
セレラーンは警戒するような目だった。言外に、安易には応じられないという意思を感じる。
『原因がわかるかもしれないから。この人は専門家だよ、あの化け物の』
透子はそう言い切った。そのまま、二人の視線が交差しあった。セレラーンの表情には迷いがあった。しきたりと実害の間で悩んでいるようだった。
『……仕方ないですわね』
そう言うと、セレラーンは白いハンカチを広げ、そこに首元から外したネックレスをそっと置いた。それを指し示して透子は優華に言った。
「桜川さん、このネックレスの石を調べてみて」
興味深そうに優華はそれを覗きこんだ。
「オキッド、お願い」
そう言って、優華はオキッドをその飾りに近づけた。ただの人形にしか見えないオキッドをかざす姿を見て、セレラーンが不思議そうに首をかしげた、
「……確かに、何かの力を感じますね」
「これの力に引き寄せられてるのかな?」
「可能性は十分ありそうですね」
オキッドと優華の会話を聞いて、透子が自身ありげに言った。
「なら、野々宮くんが襲われそうになってるのも同じ理由だよ。これと同じものが野々宮くんが持っている指輪についているから」
「なるほど」
優華は言い切った透子を、感嘆の目で見つめた。
「これは一体なんなのかな?」
「この人は王家の証って言ってたけど」
セレラーンを視線で指しながら透子が答えた。優華はそれに首を横に振ってから言った。
「他の星の石なんだよね。それがどうしてこの地球でインカナを呼ぶんだろう?」
「それは……」
透子はそこで言葉に詰まった。
(いや、わかるわけないでしょ)
そう思った。優華もオキッドもわからないなら透子にも解るはずがなかった。
『これってなんなの?』
改めて透子はセレラーンに聞いた。全員英語を喋れるのに、遠回りな質問だった。
『前にも言ったでしょう。この秘石は』
『えっと、そういうことじゃなくて……』
(何をどう聞けばいいんだ?)
首を傾げながら透子は悩んだ。うーん、や、ぐー、など、呻き声ともため息ともつかない言葉が口から漏れ出た。
一分、セレラーンに不審な目で見られながら考えて、ようやく透子は質問を思いついた。
『なんで銃にはめ込んだり剣に付けると威力が上がるのかな?』
『わたしが教えられた限りでは、科学理論ではなかったですね』
透子の質問に、セレラーンがそう答えた。それがあるであろう位置に手を当てながら、セレラーンが話し始める。
『ただ、わたしがこの秘石を受け取るとき、これより出でた力でわたしたち一族はわたしたちの星を統一できたのだと、そう伝え聞いています。わたしたちの世界における英雄的な事象は、この秘石の力を借り受けたのだと。一説には、神話の時代の遺物とまで言われてます』
そこまで言うと、セレラーンはひとつ大きく息を整えた。
『ただ、今では、限られた数しかないこの秘石よりも、より多くの人々の力をよき方向に向けるため、その象徴として使うべきだろう、とも様々な人から聞かされました……そろそろ、戻していいかしら?』
『あ、どうぞどうぞ』
フランクに透子が言うと、セレラーンは壊れやすいものを扱うように大事にそれを首にかけ直した。
透子は後ろを振り返り、優華に軽い調子で話しかけた。
「だってさ」
「神さまの落し物かあ。どう思う、オキッド?」
「神、と言う言葉の定義に因りますね。根本的な概念が地球と同じであれば、その石が持つ力を狙って彼らが現れるというのも、十分可能性があります」
それを聞くと、優華はセレラーンに向かって言った。
『なんかその飾りのせいだと思うのですが、念のためわたしが預かるのって難しいですか?』
セレラーンはそれに首を横に振って答えた。
『これは、人には軽々に渡せないものです』
それははっきりとした言葉だった。
『それで危ないことになるかも知れなくても、ですか?』
セレラーンは今度は首を縦に振った。
『うーん、仕方ないですね』
優華はそう言うと、今度は自分のカバンから、何かを取り出した。
『では変わりに、これも肌身離さず持っていて下さい。お守りです』
そう言って、優華は小さな球体を手にして、セレラーンに手渡した。
「あ」
優華がセレラーンに手渡したものに、透子は見覚えがあった。というより、自分も持っているものだった。
優華からフリスフルを受け取ったセレラーンは、礼を言いながらもそれを不思議そうに眺めている。
その様子を見て、透子が優華に聞いた。
「この人は変身できるの?」
「変身できなくても追跡しやすくなるんだ」
「そうなの?」
「実は白野さんと野々宮くんが連れ去られたとき、それで場所がわかったんだ」
「……ああ!」
びっくりと納得の二つを合わせた、珍しい表情で透子が両手を叩いた。
「だからあんなドンピシャにいたんだ。それならいつでも持ってれば安心だったかも」
「ごめん、大切なことだったのにね」
「いいよいいよ」
透子は押し留めるような仕草をして、軽い口調で微笑みながら言った。気にしないで、という意思表示だった。
「で、今後はどうするの?」
「フリスフルを持っててもらうよ。変身できたら倒せるかもしれないし、そうでなくても私が駆けつけられるようになるからね」
「今はそれが一番なのかな」
透子が腕を組みながら言うと、優華がまだフリスフルをもの珍しげに眺めているセレラーンにその説明を始めた。
セレラーンは真剣に、優華の話を聞いていた。
『その』
ひとしきり説明と注意が終わり、自然に別れるようになって、セレラーンが透子に話しかけてきた。真剣な目をしていた。
『わたし、焦り過ぎていたようですと、もう無理に話を進めたり、強行なことはしないと、ソラタに伝えて』
『わかりました』
『その上で、あなたを連れて行くことに変わりは無いこと、重ねてお伝えください』
(それは諦めてないんだ)
透子は呆れ顔で、引きつった笑みを浮かべるしかなかった。
『あと、あなたを巻き込んだこと、本当に申し訳ないと今は思っています。何かに巻き込まれた今だから思うことですけど』
セレラーンは苦笑いを浮かべていた。今更、という気分が透子の中にはあるけれど、どうこう言い返す気持ちもなかったので、曖昧さがあるけれども笑顔で手を振って答えた。
それを見て気持ちが晴れたのか、セレラーンも笑顔を浮かべた。
『それでは』
そして彼女は歩き出した。ちゃんとした相談が出来たからか、セレラーンの歩みは今日出会ったときより、不安げな様子の無いしっかりしたものだった。じっと眺めていると、数人の男が遠巻きに彼女を追っていった。背丈や動きにどことなく既視感があったので、多分護衛なのだろう。
「行っちゃったね」
「だね」
セレラーンが曲がり角を曲がり、その姿が見えなくなってから優華が軽い声で言った。
「お仕事する場所が増えるなあ」
優華が困ったような声で、しかし表情は微笑を浮かべていた。
「ほっとけばよかった?」
「んー、それは何か悪いよ」
あくまで笑顔で優華が答えた。表裏のない、素直な笑顔だった。
「桜川さん、頼まれると嫌と言えないどころか張り切ってやるタイプだね」
透子も小さく笑いながら言った。
「すごいと思う」
「そうかな?」
透子の素直な賞賛に、優華はきょとんとした表情だった。
自分にとって当たり前のこと、それを褒められてちょっと戸惑っている。
そんな優華を見て、透子は
(やっぱりいいなあ、桜川さん)
と思った。いつでも頼りになるし、その人の良さには見ているだけで心が洗われるような気持ちになれる。
(自分もそんな人になれるならなあ。いや、諦めるのは早いか?)
透子が上の空で、優華のことを考えていると、
「白野さーん?」
優華が不思議そうに、上の空になっている透子に声を掛けた。
透子はその声ではっとした。
「あ、いや、なんでもない、なんでもない」
赤面しながら、咄嗟に話題を切り替えようとして思いついたことを透子は聞いた。
「ところでさ、なんであの時わざわざあの人の後ろから現れたの?」
「んー……お話しする前はちょっと怪しいって思ってたからかな、ずーっと白野さんのこと見てたし」
「ずっと?」
「えーっと、三枝さんと酒柿さんが来たぐらいからずっと」
それを聞いて、透子は驚いた。
「え、そうだったの?」
「うん」
「全然気付かなかった」
「あそこまですごい反応されるとは思わなかったけど」
「そうだったね」
そして透子と優華は、今日あった事をあれこれと語り合いながら、何処と無く騒々しい(理由は明白である)駅前から離れるように歩いていった。
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