第9話
現在時刻 8:00
K「みなさーん!おっはよ〜ございまーすっ!」
愁「ふわぁ〜…なんだよ〜朝っぱらから〜」
俺達は朝から集合をくらって、最初にいた体育館に集められている。
ったく、ゆっくり寝させてくれよ〜…
K「も〜みなさん起きてます〜?」
結「起きてましゅよ〜?ふわぁ〜…」
麗「zzZ……んあ?なんか言ったか?」
K「シャキッとしてくださいよ〜
まぁこれから話すこと聞いたらいやでも起きると思いますけど」
愁「ふわぁ〜ぁ、それで?なに話って」
K「みなさん、鬼からただ逃げるだけって悔しくありませんか?」
澪「…どうゆう意味よ」
K「自分たちも戦いたいとは思いませんか?」
妃「何言って…」
K「そうですよね〜!やっぱり悔しいですよね〜??戦いたいですよね〜????
そんなみなさんの願いを叶えるべく、今日からこれが追加されますっ!!」
すると、俺たちの前に何かが運ばれてきた。
この布の下にあるらしい…
一体何があるんだ……?
K「さぁさぁさぁ!開けてみてくださいよ〜!きっと喜ぶと思いますよ〜?」
ミスターKが急かすもんだから布をとってみた。するとそこには…
人数分の銃があった。
澪「これって…本物…?」
結「わ、私銃の使い方なんて知りませんよ〜!」
麗「おいおいおい、これ結構良い奴じゃねーかよ…」
K「その銃はアメリカの警察が実際に使っているものです!性能はかなりいいはずですよ〜✨✨」
愁「なんでそんなものを俺たちに…?」
K「もう忘れちゃったんですか〜?さっきも言ったじゃないですか〜」
K「戦うんですよ。鬼と。」
愁「ってことは…」
麗「ガチの殺し合いってとこか…」
K「ご名答〜!!」
妃「こ、殺し合いだなんてそんな…
BB弾かなんかじゃないの?これ」
K「ひどいな〜も〜。そうだ光明寺くん!
1発どこか撃ってみてください!」
麗「俺が?まぁいいけど」
バァン!!!
麗鳳が床に試しに撃つと、床には小さな穴が開き、焦げたような跡が残った。
澪「本物…なのね……?」
結「そんな危険なもの…持てませんよ……」
妃「ゆかちん…」
結「もう、こんなの…嫌です……
はやく帰りたいよぉ…」
結香里はそう言うと膝から崩れ落ちて泣いてしまった
K「しょうがないですね〜、そんなに望むなら帰してあげましょう!」
結「!!ほんとですk…」
バァン!!!!!!
結香里の胸に小さな穴が開いた
そして全身の力が抜けたかのように倒れ
血の海が広がった。
妃「嘘…ゆか、ちん……?
ねぇ…起きてよ…起きてよ……
起きてよ……!!!起きなさいよ!!!」
妃華莉はひたすら声をかけ続けたが、答えはない。
澪「そんなっ……結香里っ、
なんっ、で…なんでなのよぉ……」
K「ひどいな〜みなさん、帰りたいって言うから解放してあげたんですよ〜?
まぁ最初からどこに帰すとは言ってませんでしたけど。」
麗「…お前なぁ!!!!」
K「おぉっと〜、怖い怖い。
もう時間ですからみなさん外に出てくださいね〜」ブチッ
俺達は重い足を引きずりながら集合場所に向かった。
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