第8話
K「それでは!2日目すたーとっ!」
……
………
現在時刻 10:25
澪「やばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいって!!!」
見てわかる通り絶賛鬼に追われ中
とりあえずもう怖すぎるから我武者羅に逃げまくってるとこ!!!
えええええええまってどうすればいいのこれええええええええええ!!!!
まじで死ぬってこれやばいってこれ!!!
え、ほんとにどうしよやばいやばいやばい
朝話し合いしたのになんだっけえええええ
忘れちゃったよおおおおおおおおおおおお
(麗:裏道さえ入っちゃえばこっちのもんだ)
あ!そうだ!裏道裏道!!!!
えっとえっとえっと裏道いいいいいいいいい
あっ!あった!!!!!
よし!いっそげええええええええええええええ!!!!!!!!!!
バァン!!!!!!
鬼を乗せたトラックが建物に衝突した。
中にいる鬼はぐったりしている。
澪「逃げきれたの…?私…
やった…やった……!!!!!
やったぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああ!!!!」
誰もいない薄暗い裏道で1人
狂ったように喜んだ。
……
………
現在時刻 19:47
2日目の鬼ごっこも無事終わり、みんな帰ってきて夕飯の支度をしている。今日はカレーらしい。あんまり辛くないといいけど…
俺はこの時間が1番好きだ。
恐怖から解放され、朝は考えられなかった笑顔で溢れかえっている。
この時間のために鬼ごっこがあるんじゃないか、とさえ思えてくる。
澪「何1人でニヤついてんの?きもちわるっ」
愁「え、そんなにニヤついてた?俺。」
澪「うん。きもいくらい」
愁「なんか神楽坂って俺に対してめっちゃ辛辣じゃない…?」
澪「そんなわけないじゃない。私は誰にでも平等に接してますー」
愁「どーの口が言ってるんだか」
澪「あ"?なんつった〜?」
結「わわわわわ!2人とも落ち着いて下さいいい!」
こんなしょうもない事でもめてるうちは幸せなのかもな…。
麗「ほらお前ら、飯食うぞ」
愁 澪 結「「「はーい!」」」
愁「それじゃあ!!」
「「「「「いっただっきまーす!」」」」」
妃「みんなお疲れー!」
澪「明日もこの調子で頑張ろ!」
麗「5人全員で帰んねーとな!」
こんな時間がずっと続けばいいのに…
……
………
鬼1「なんかあの子達イキってない?」
鬼3「確かにそんな感じするな」
鬼2「そろそろアレ導入しますかぃ?」
鬼1「そうね、明日あたりに導入してみましょ。あの子達が泣き叫んでるところみたいし。」
「さっさと全員殺さないと、ね」
2日目 結果発表
生存者:5名
死亡者:0名
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます