第2話
?「おおお✨みなさんお揃いのようですね???」
突如スクリーンに映された人(らしきもの)はスーツを着て、犬の可愛らしいデザインの仮面をつけていた
武「なんだ?こいつ〜、仮面つけてるとか厨二かよww」
結「や、やめなよ〜榛村くん〜!向こうに聞こえてたらどうするのよ〜💦」
武「な〜に言ってんだ!スクリーン越しだぞ?聞こえるわけね〜だろ♪」
?「残念ですがみなさんの会話はぜ〜んぶこちらに聞こえてますよ〜?」
武「げっ…まじかよ……」
愁「そんな事よりもあなたは一体何者なんですか。ここはどこなんですか。そもそもなんで僕達は集められたのですか!!」
?「まぁまぁ落ち着きなされ少年よ
私の事はミスターKとでもお呼びください。そして今みなさんがいる場所はとある廃墟の高校の体育館ですよ。」
澪「なんでこんな所に…」
K「なんでって?そんなの言うまでもありません!あなた達には…」
K「"ゲーム"をしてもらいます」
武「ゲーム?な〜んだそんな事かよ〜!
楽しそうじゃん!さっさとはじめようぜ〜!!」
愁「ちょっとまて武琉。こいつの話を最後まで聞け」
澪「一体どんなゲームをうちらにやらせるっていうのよ」
K「まぁまぁそんなに警戒しないでくださいよ〜。折角の可愛らしい顔が台無しですよ〜?」
麗「いいからさっさと教えろよ。馬鹿犬が」
K「そうですね〜、簡単に言ってしまえば"鬼ごっこ"です!」
妃「え〜鬼ごっこぉ〜?メイク崩れるから嫌なんですけどぉ〜」
K「ハハハッ あなた達に拒否権なんて用意されていませんよ」
麗「強制かよ……チッ」
K「はいはいではルール説明をしま〜す」
愁「普通のと何か違うの?」
K「基本的なルールは変わりません。
あ、鬼はこちらで用意しますね!」
そう言ってミスターKとかいう野郎はこんなルールを説明した
〜ルール〜
・全員用意された自転車で逃げること
・鬼はトラックを運転しています
・鬼に轢き殺されたら捕まったと見なす
・自転車から降りて逃げようとした場合、
失格とみなし、強制的に射殺される
・建物内に入るのは禁止
・制限時間:日が沈むまで
・1週間、朝9:00から開始
・1週間生き残れた者のみ帰還可
武「こんなの…無茶苦茶だ……」
澪「私たち…殺されちゃうの…?」
結「そんな……!」
愁「み、ミスターKさん…?
こんなの…嘘、ですよね…?」
K「嘘?なんで私がそんなつまらない嘘をつかなきゃいけないんですか?やだな〜」
麗「こいつ、本気で殺らせる気だな…」
愁「こうなったら、やるしかないよ…!
みんな……!」
「全員で帰ろうな!!!!」
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