第7話 道中の経験で、女子力アップ。
オオカミの群れ。
その中でもひときわ大きな個体が鼻先から尻尾の先まで縦に真っ二つになった。
獲物に飛びかかろうとしたその勢いのままに宙を舞っていたその体は、途中で左右が離れて中身をまき散らしながら飛んで行った。
「ふむ…。結果は上々…かな。」
その派手な暴力をもたらした少女がつぶやく。
自身の身長の2倍はある大きな大剣を無造作に肩に担ぐ少女、カンパネッロは自身のしでかした結果に御満悦であった。
「スキルはいい感じに機能しているんだけど、やっぱり剣の切れ味が悪いな。切るってよりかは潰すって手ごたえだわ。」
「いや、あの…嬢ちゃん、オオカミを10頭ほど真っ二つにして―――何がご不満なんでしょう。」
カンパネッロと「サガの風」の6人パーティーのリーダーであるタイケンが、自分が使っているのより二回りは大きい大剣を軽々と片手で振り回すカンパネッロに、尊敬と嫉妬が入り混じった目を向ける。
「そりゃぁ、自分で作った武器の性能がいまいちだからに決まっているだろう。」
「なるほどそれは確かに―――って、それ、嬢ちゃんが自分で作ったのか。」
「そうだよ。そんなに驚くところか。」
「いや驚くって、え?どうやって。」
「そりゃぁ、……スキルを使って、こ~うコネコネと。」
「はぁあ、はぁああああああああああああ。」
説明してみて、自分でもおかしいよなぁ。と、今更になって気が付いたカンパネッロだった。
「いやいやいや、鉄の剣をそんな粘土細工みたいに作れるスキルって、何…それ、頭おっかしいんじゃない。」
「言ってくれるねぇ、でも、できちゃったもんは仕方ないじゃん。」
「なんで。」
「なんで、って、……たぶん俺がエルフとドワーフのハーフだから。」
「はぁあ、はぁああああああああああああ。」
「…言ってはいなかったけどさ、エルフが
「いやいやいあ、いあっいあっエルフとドワーフのハーフって何それ聞いたことないんですけど。ありえないんですけど。」
「ありえないことでも、デキちゃったもんは仕方ないだろ。」
「まじかぁ、ドワーフの血が入っているから見た目エルフなのに、でっかい武器を振り回したり、鉄をこねこねしたりできるんだぁ~。」
「いや、普通のドワーフは鉄をコネコネできないからね。」
「じゃぁ何でできるの?」
「俺ってばやればできる子なんだよ。」
「ワタシってば犯レばデキる娘なんだよね。」
「ネッロさん。会話中にいきなり下ネタブッ混んでくるのやめていただけません。」
「会話中に済まない、
「ブッ!」
「嬢ちゃん?いきなりどうしたよ。」
「すまない。気にしないでくれ。」
「嬢ちゃんて、いろんな意味でおかしいよな。」
「―――フッ、否定はできないな。」
「うん、そうゆうとこ。」
■■■
失敗した。
カンパネッロははっきりとそう思った。
一行は旧鉱山街に向かうのに馬車を使っていた。
近いとなり町といえ、鉱山が閉鎖され街が別の場所に移されたのだからその距離はそこそこあり、移動に数日はかかる。
だから馬車を使うのはわかる。
カンパネッロにとっての問題は街を出てすぐにオオカミの群れに出会ったあとのことだった。
「いやぁ~、マジパないッス。オレ、これからカンパネッロさんのことは姉御とお呼びしたいッス。」
「こら、ヤリオは慣れ慣れすぎるぞ。すみませんカンパネッロさん。ワシがしっかり言い聞かせておきますんで。」
「オイオイ。姉御にちゃっかり愛想売ってるじゃないぞ。姉御の一番の子分はこのオレッビュッハ!」
「…黙れ不能のヤリオ。」
「不能じゃないっす。ビンビ―――ゅがはぁ。」
「…だから黙れ。…カンパネッロさんの子分の座は私だけのもの。」
つまり、何と言うか。
「はっはっは、モテモテじゃないか、さすが嬢ちゃん。」
「笑ってくれるけど、…正直こういうノリは苦手なんだけど。」
「仕方ねぇだろ、あんなもん見せられたら。」
「…すごかったですよね。…森からオオカミの群れが出てきたとたん、颯爽と飛び出したかと思うと。」
「どこからともなくリーダのよりでっかい大剣を取り出してみせたッスよね。」
「おい、俺よりでかいとかいちいち言うな。……傷つくだろ。」
「最初の一薙ぎで3頭はつぶしてた。」
ボソリ、と馬車の御者を務めている十六夜のつぶやきに、馬車内のカンパネッロ以外の4人が、うんうんと頷く。
馬車の中では『サガの風』の面々から囲まれてもてはやされていた。
正直、こういうノリは苦手なのだ。
大事なことだから2回言っておく。
正直、こういうノリは苦手なのだ。
カンパネッロは中の人も含めてみんなに囲まれてヨイショされるのに慣れていない。
例えるならヨイショの童貞と処女である。
つまりカズマがむずがゆさに閉口していても、中の人のカンパネッロさんは助けてはくれないのである。
「最初にとびかかってきた3頭をつぶしたところもすごいが。」
「分かっているッス。後ろの狼たちが地面に足を付ける前に2撃目を放つとか、真似できないッス。」
「あぁ、カンパネッロさんの踏み込み地面が爆ぜていたが、大盾持ちのワシにだってあれほどの踏ん張りはできぬぞ。」
「…カウンターってカンパネッロさんと比べて体積も体重も3倍近くありそうなのに。」
「すまんなぁ、図体ばかりデカくって。」
「そんなことないッス。オレ等いつもカウンターさんには助けられて、マジ感謝ッス。」
「そうだぞカウンター、こっちの嬢ちゃんがおかしいだけだからな。だからそんなに体を縮めるな。」
「うん。だからそういう仲間意識が苦手です。」
「そうだよねぇ。ワタシたちは2人でボッチだもんねぇ。」
「なれなきゃいけないよなぁ――――。」
カンパネッロがそう思いながら遠い目をしていても話は続いている。
「やっぱりカンパネッロさんのすごいところはあの力ッスよ。リーダをディスるわけじゃないッスけど、あのでっかい剣をオオカミが着地するする前に2回も振り抜いて5~6頭は潰してたことッスよ。」
「確かにすごいものです。この小さな体であのように巨大な剣を振り回しているところは、実際に見ても信じがたいものでした。」
「…狼たちも唖然としていましたね。…ですが、オオカミが逃げるまでに2振りしただけで何故逃がしたのですか。」
「ん?あぁ、俺。―――そりゃぁついでで受けたクエストがオオカミ10頭だったからな、この先も襲ってきたら倒すつもりだけどやりすぎるとここら辺の生体系が崩れるからな。」
「なるほど、そこまで考えてたか。なぁ嬢ちゃん。俺の代わりにリーダーやんねぇか?」
「遠慮するよ。ずっと一人だったから仲間とのコミュニケーションがまだよく分かんねんだ。」
「あっ、あぁそうだよな。すまない。」
「タイケンが謝る事じゃないだろ。……まぁ、こういうところで気ぃ使わせちまうからリーダーってガラじゃねぇんだよ。」
「…カンパネッロさんはエルフとドワーフのハーフでずっと一人だった。…それであの強さ。…流石は私の惚れた人。」
「おい、サリー。少しは遠慮ってものをだなぁ。」
「いいよ。むしろこんな俺たちをどう纏めるのか勉強させてもらうぜ。」
「……がんばらせてもらいます。」
そんなこんなで話している間にも馬車は進んでいく。
「あっ、カンパネッロの姉御、クマが出ました。」
ヤリオと一緒でカンパネッロを姉御と呼びだしている十六夜の声に、「よっしゃぁ、まかせろぉ。」と飛び出して行くカンパネッロ。
タイケン達が馬車の幌から顔を出したときには、―――後ろ足で立ち上がり3メートルはあろうかというデカい
「……やっぱり切れ味が悪い。」
灰色熊の頭は見るも無残につぶれて、胴の中ほどまでひしゃげているのを見て、カンパネッロがそうつぶやく。
「あれで何が不満なんスかね。」
「…あの剣、嬢ちゃんの自作らしいんだけど。」
「マジっスか。」
「…つまりはまだまだ強くなるつもり。」
「だから不満げなんですな。」
「そんなことよりさっさと
■■■
その後何体かの猛獣と遭遇するも、それらをみんなカンパネッロが一刀両断にしてしまったので、道行は好調だったので野営の候補地には早めについた。
そこは旧鉱山がまだ現役のころに中継地となっていた小さな集落だったが今は人の住まない廃墟である。
が、石造りの建物は頑丈なので今でも冒険者や狩人などが拠点につかっているので補修はされているようだ。
「本当に手伝わなくていいのか。」
「もちろんだって。嬢ちゃんには道中で世話になりっぱなしだったからな、
『サガの風』が利用する馬車は流石に領主からの依頼で動いているだけあってすごいものであった。
具体的にゆうと、荷台は人用の場所と道中で仕留めた得物を運搬する場所が区別されていたので、血生臭い旅路にはならなかった。
また、素材の腐敗を防ぐ魔法が掛けられている高級品であるためこれまで肉ごと獣の死体を積んできたのである。
その獣の死体から素材をはぎ取り、肉は血抜きをして晩御飯にするための作業をここで行っている。
その手伝いを断られたカンパネッロは、御者を務めていたため同じく作業から外されている十六夜と話すため、たき火を挟んで座った。
「えっと、改めてカンパネッロです。十六夜君でいいかな。」
先日のパーティで挨拶して以来ほとんど話てなったのでこの機会に話そうと思い挨拶から入ったのだが。
「呼び捨てで構いません。僕は姉御って呼ばせてもらいますが。」
「OK、それで十六夜ってさパーティーで1人だけ鬼人族なんだよね。」
「そうですけど、別に姉御みたいにエルフとドワーフのハーフ、世界に一人のエルドルフって言うのと比べたら珍しくもないですよ。」
「………………………………………………………」
あれ?なんかまずいこと聞いちまったかな。と内心焦るカンパネッロだったが。
「―――あっ、すみません。別に触れられたくない話ってわけでなく、姉御の事のほうが気になって、―――その、触れてはいけなかったですか。」
「あぁ、―――――――いや、話しても問題ないぞ。」
「ならば少しお話しくださ――――。」
「…ならば私達も混ぜてもらおう。」
そこに索敵の魔法を設置した後は夕食の準備にかかっていたサリーが割って入ってきた。
「ん、みんな集まるのか。」
「いや、その必要はないですよ。サリーさんも夕食の準備をしながら話がしたいのですね。」
「…うむ。…という訳で【言伝手】の魔法をかける。」
「これはある程度なら離れた仲間とも会話できる魔法なんですよ。」
離れた場所で作業している男衆のほうを向くと笑顔で手を振っている。
「皆さん作業しながらになりますから基本は僕と1対1での会話を皆さんが聞き耳を立てるという形で。」
「…言い方ぁ~。」
「俺はそれでいいぞ。で何から聞きたいの。」
「そうですね。―――まずは姉御はどれくらい一人で生きて来たんですか。」
「…………………………………」
「ネッロさん、実際のところどれくらい生きてんの。」
「んん~、ちゃんと数えてなかったけど両親が死んでから70年くらいかなぁ~。」
「70過ぎのヒロイン―――
「ハッハッハ、カズマはワタシがオバサンだって言いたいのかな?」
「いえ、うちの世界ではそう言うの『ロリばばぁ』って言って、めちゃくちゃ人気ですよ。」
「ばばぁ……、ちなみにカズマは――――
「マジで好きです。ドストライクです。」
「カズマってさぁ~、私たちの事とやかく言ってた割に自分も変態じゃん。」
「あの、やっぱり女性に年齢にかかわることを聞くのはいけなかったですかね。」
「いやいや、俺は大丈夫。ちょっと思い出すのに手間取っただけ。だけど、俺以外の女性には気軽に聞かないようにな。」
「はい、すみません。」
「で、何年かって言うと70年ほどになる。」
「70年、それほどの時を一人っきりで。」
「あぁ、なんかな、物心ついた時から両親と放浪の旅で―――――
「物心ついた時には既にワタシはエルフの国にも、ドワーフの国にもいなかった。
「だから両親以外のエルフもドワーフも私は知らない。
「私たちは人目を避けて隠れるように旅をしていた。
「両親は狩りや植物の採集で生活していて、それらを加工したものを時々町で売ってはお金を得ていた。
「町から町へと旅を続けている間に、ワタシは両親からいろんなことを教わった。
「狩りの仕方や薬草の知識、旅に必要なこと、生きるのに必要なことはみんな両親から教わったことだ。
「時には厳しかったが2人はワタシを愛してくれていた。
「しかし、3年ぐらいしたときエルフである母が病になって、……死んでしまった。
「それから1年ほどドワーフである父と二人で旅をしてきたが、ソレも奴隷商人に襲われた時に終わりを告げた。
「ワタシが奴隷として捕まった時、父はとある魔女と契約して私を助けてくれた。
「それが父との別れになった。
「父はワタシに技術と思い出と、左手の籠手とミスリルハルバートを残してくれた。
「その後はワタシ一人での旅となった。
「姿を隠し、エルドルフである事を気づかれないように人との関わりを極力減らして生きていた。
「食べるのには狩りと採集で事足りていたが、時々、盗賊や人さらいなどを倒して回っていたりもしていた。
「目的もなくただ旅を続けていたから、今の今まで何年経っていたのかを忘れていたほどだ。
「そんな旅の中にとある神様と出会った。
「神様のお告げを受けてワタシは生きる意味を知った。
「そうして、目的を持って旅をすることにしたワタシ達は冒険者になった。
「で今に至る―――。」
最後に「らしい。」と付けそうになったカンパネッロは何とか話を締めくくる。
「なるほど、なかなかに興味深い話でした。」
「そうかぁ、話し方も下手だし内容もかいつまんでいたのに。」
「ソレは勿論70年分の思い出と比べればここでの話など些細なことと言ってしまえるかもしれません。」
実際に体験したカンパネッロならともかく、話を聞いて人に伝えただけのカズマには何ともこそばゆいものだった。
「何より驚いたのが『正義の妖精さん』がカンパネッロさんだったとは。」
「何それ。『正義の妖精さん』?」
「ハイ。西側では有名なおとぎ話になっているもので、悪人を懲らしめるローブを纏った妖精さんです。」
「その妖精さんがなんで俺ってことになるんだよ。」
「おとぎ話では決まって『ローブを纏った小さな体』、『籠手は左手だけ』、『身の丈に倍するミスリルの戦斧を持つ』ってのが、お約束になっているからです。」
「あぁ~、そこまでいくと…確かに俺だよな。」
「アタシもびっくりだよ。」って、カンパネッロの声が聞こえてくるが、結構派手にやってたことにカズマは何となく納得できた。
だってカンパネッロって、テキトーかつ加減を知らなさそうだからである。
「しかし、そのハルバートはどうなされたんですか?先日のイノシシはそれで退治されてたようですが。」
「あっちは今は待機中。あれが一番の切り札になるから出し惜しみしているんだよ。」
「だから今日はあの大剣だったのですか。あのハルバートも魔法で呼び出せるんですか。」
「もちろん出せるぞ。」
そう言ってハルバートを出して、続いて大剣に切り替える。
「正直に言っていいぞ。全然冴えないって。」
「いえいえ、結構いいものだと思いますよ。この大剣だって。」
「あんがとさん。」
「ところで『レット・ドーロ』や『タイタン』て言っていたのは。」
「ソレはこいつらの名前。【レット・ドーロ】がこのハルバート。」
名前を呼ぶことでカンパネッロの手にあった大剣がミスリルハルバートに、光を纏って変化する。
「で、【タイタン】がこの大剣だ。」
改めて名前を呼んで大剣に変える。
「なるほど、名前1つで武器を変えられるとか羨ましいです。」
「十六夜だってなかなかの業物持っているじゃん。」
「ハハハ、分かっちゃいます。一応なんですけどね。それより、その名前に由来とかあるのですか。」
「ハルバートのほうは親父の名前。」
「おぉ。」
「で、大剣のほうは適当。」
「ありゃりゃ。」
「こっちのほうはまだ試作品だから名前も仮なんだよ。」
「姉御自身で作られたんですよね。」
「一応な。」
「見せてもらってもいいですか。」
目をキラキラさせて顔を近づけてくる十六夜にどうしようかと周りを見渡す。
すると、離れて話を聞いていた面々も興味津々と言った感じでこちらに注目していた。
これは断れそうもないなぁ、と思っていたところにあるものが目に入った。
「なあタイケン、それ貰ってもいいか。」
「ん?これか。構わんぞ。けどこれでどうするんだ。」
「これで一個新しく作ろうと思って。」
カンパネッロのメインウエポンとなった物はスキルの効果では加工ができないのが確認されている。
これを強化するには【貢ぐ】必要があるが、それでは彼らの望むものを見せられない。―――また、そっちを見せるつもりはない。
「では一番カンパネッロ、やらせていただきます。」
そう言って心の中でスキルの起動を意識して。
「おぉ~、ホントに飴細工のように。」
「…獣の骨がコネコネぐにゃぐにゃしていってます。」
「嬢ちゃんのこのスキル、これだけで伝説になれるぞ。」
「そしてこの短時間で立派なナイフに仕上がりました。いやはや素晴らしい。」
「どうも~、おひねりはいりませんぜ。良かったら剥ぎ取りなんかに使えたら貰ってくれ。」
「いいのか、貰っちまって。」
「まだ手習いの品だけどな。代わりと言っちゃなんだが、もっと練習したいんで道中手に入った骨や毛皮を使わせてくれ。」
「それならお互い遠慮なしと行こうぜ。」
「…ではキリが良さそうなのでここらへんでご飯にしましょう。」
その後カンパネッロから次はタイケンが芸を見せるように言われ、楽しく食事をすることができた。
そして、道中で狩った獣の肉の半分近くをカンパネッロ一人で食べきった。
それから二日の行程を経て目的の旧鉱山についた。
一行が調査のための拠点を設営する中、周りの警戒を行うカンパネッロの装備は様変わりしていた。
布製の服は毛皮と骨で作られた動きやすい軽装であるが、もともとのブレスプレートも少し改良されている。
露出度はそのままに、毛皮でモコモコして、左手の籠手はそのままに、グリズリーの毛皮(尾頭付き)のマントを纏い裾をたなびかせて身の丈以上の大剣を担ぐ。
自分の姿を客観的に見てみたら、格好いいんじゃねぇ。と、思うカンパネッロは、これから魔物退治になればさらに素材が手に入っていろんな装備を作れるんじゃないか、とワクワクソワソワしていた。
社畜で、童貞のオタクで、女性に縁のなかったオッサンが、美少女になってからオシャレに目覚めていたのだった。
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