第6話 人造精霊がエロゲ仕様でド淫乱搾精ユニットだった件
※下ネタが多いよ注意。
06
「ちょっとぉ! テメェ様が手前を覚醒させたんだからちゃんと契約してくれますぅ!?」
「あ、えっと、すまん」
どうしよう上手く思考ができないぞ。
「もう! とりあえずテメェ様の濃く混ぜた血液を一滴よこすですよ!」
なんかよくわからんがエーテル濃度高めの血液わたしゃいいんだな。
さっと風の刃で指を傷つけ血液をエーテル加工して球体に垂らした。
瞬間、ピカッと赤く光り、それはすぐに消えた。
「はいこれでテメェ様と手前の仮契約ができましたですよ! 最高にぷりてぃできゅぅぅとな命名で本契約完了になるですからぷりぃず。はりぃはりぃはりぃ」
なんかキャラが濃い。つうかその語彙と口調は何を参照してるんだ?
「あぁ~キティとかどうだ」
「却下」
「ミーア」
「チェンジ」
「フェーレ」
「・・・・・・テメェ様、猫好きでございますです? こんなにかわいいかわいい精霊捕まえておいてペット感覚でごぜぇますか?」
まぁ反論できない。ぱっと思い付く単語がことごとく子猫なのはすまんと思っている。
「まぁもういいでごぜぇますよ。手前はフェーレ。“純粋精霊フェーレ”でございますです。名を呼ぶことは命を縛ることなので命令するとき以外は“ふぇっちゃん”とでも呼んでくださいませですわ」
「ふぇっちゃんね。よろしく。で、その語尾はなんでだい?」
「個性は大事でごぜぇますですよ? 最初は意図的に使っていても何時の間にやら無意識に使用できるぐらいになるもんですますよ」
つまりキャラづけでやってると。まぁ、いいか。面白いし。
「さってテメェ様、仰向けになって寝っ転がるですよ」
うん? まぁ、いいけど。
寝っ転がるとふぇっちゃんは俺の左そばにぷかぷか浮かぶ。
「じゃ、まぁ、好みのボディになってやるですよ」
ふぇっちゃんがぴかっと青く光るとエーテル玉ふぇっちゃんの周囲に水が生成され、三頭身の緑色女型小人が出現した。
「こんなもんですかね。ちっちゃいのは色々足りてないから今は我慢するですよ。どうです? そそられるでしょう?」
ぺたぺた顔に近づいてきてボディを見せつけてくるふぇっちゃん。
正直、股座がイキリ立つね!
三頭身緑色スライム娘なボディをしたふぇっちゃんを詳しく描写すればこうだ。
ほっぺがぷにぷにしてそうな丸顔にやんちゃそうな目、小さな口。マロ眉。
眉にかかるぐらいの長さのぱっつん前髪、三つ編みおさげ横髪、ツーサイドアップ後髪。
肩は狭くて、乳がGカップぐらいあって、横腹はちょっとくびれてて、腰が広くて、太腿がむっちりしている。
脚と腕が短くて手足も小さい。とてもアンバランスな体型をしているが、正直えろい。
惜しくらむは三頭身なこと。完全に小人スタイルだ。背丈100センチあるかないかぐらいだろう。
でもふぇっちゃんは「足りないから我慢」といってたし、満ち足りれば普通の五~七頭身人間スタイルになるのだろうか?
「ぼいんなおっぱいに、ぷるんなおしりに、むっちりふともも、が好きだなんてテメェ様はドスケベですねぇ」
「えっ?」
そういえば“好みのボディ”になってやるって言ってたっけ?
マジで? なんで? なんで知ってる!?
「血と力を渡すってのは記憶と思考を分け与えると同義でごぜぇますよ。テメェ様」
おぅふ、マジかぁ。性の好み丸わかりとかちょっと言葉に表しがたい感情が。
「あぁ、そうだ。テメェ様は何て呼ばれたいです?」
ぺたぺたふぇっちゃんが遠のいていく。
俺はふぇっちゃんがどこに行こうとしているのか目が離せなかった。
ふぇっちゃんが歩く度に揺れるおっぱいが実に暴力的でトテモえろい。
「ご主人様? あなた様? 旦那様? お兄ちゃん? にぃに? おじしゃん? お父さん? とーしゃま? マスター様?」
どれも魅力的な呼称だと思った。
ふぇっちゃんの声は俺にとってドストライクで、どんな呼び方でも興奮したのは言うまでもない。
それに、ふぇっちゃんが移動した先が俺の股下なのもヤバイ。
なんでそんなところに移動したの!
「ふふふ。そう。マスターさ~ま❤ よろしくです」
そう言いながらふぇっちゃんが見ているのは俺の皮被ったイチモツだった。
「マスターさまのチンポは正直ですねぇ。手前がマスターさまって言う度に反応してますですよ」
正直に言おう。俺は自分のイチモツが立派ではないと思っている。
真性包茎だし。あんまり長くも太くもないし。
だからふぇっちゃんに見られるのは恥ずかしく思う。
こんなことなら服作って着とけば良かった。
そう、俺、初日からずっとマッパスタイル。
「大丈夫ですです。マスターさまのチンポなら幾らでも愛してあげるです」
いやいや、ふぇっちゃんや。なんでこんなエロゲみたいな展開になってるんで?
「使って扱いて鍛えれば、何歳だろうと成長するらしいですよ? 太くて長くてかたーく育てていきますですよ」
「ふぇっちゃん? ふぇっちゃん? もしや精霊って契約するとエロい気分になるとかなの?」
「いいえです。契約すると契約者からしかご飯が供給されなくなるのでお腹が空いているのですよ。契約直後の精霊はとりあえずお腹がいっぱいになりたいのです」
「なる・・・・・・ほど?」
言っている言葉の意味はわかるが、なぜこの状況になってるのかはわからぬ。
と思っているのがわかったのかふぇっちゃんはクスリと嗤うとこう続けた。
「ですから最高効率で満腹になりたいのです。契約者から提供される最高効率のご飯はですねぇ、色欲たっぷり液体なのですよ?」
うん、なにそのエロゲ設定。精液って限定しない辺り契約者の性別に限定なしってことなんだろうけど。
「だからご飯くだせぇです」
ふぇっちゃんはそう言って、俺の股下でぺたんこ座りしてムンズとイチモツを小さな手で握った。
「マスターさまは自分の体を清めたりしねぇんです? くっさいし汚れてるし仕方ねぇ人ですねぇ。まぁついでに綺麗にしてやるですよ」
このあとムチャクチャおくちで搾り取られた。
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