一話

 神聖歴千二百年七月五日。エルミナ王国中域北部フラーメンの街近郊。

 夏が近づいているためか徐々に気温の上がる季節の中、北方軍を撃退することに成功した東方軍は〝雪の道〟を行軍して遂に中央へと足を踏み入れていた。

 その後、情報収集と休息を兼ねてこの地に陣地を張っていた。

 数にして十万もの大軍――故にさながら一つの町のような光景がフラーメンの街の外に広がっている。

 至る所に天幕や幕舎が立ち並び、立ち入りを許可されたフラーメンの街の商人などが屋台を運営している。数で勝る北方軍に勝利したこともあってか兵の士気も高く、加えて酒も許されたことでがやがやと賑わっていた。

 そんな東方軍陣地の中央に一際大きな天幕がある。その中では現在、東方軍首脳部が一堂に会していた。

 彼らが放つのは重々しい雰囲気で、外の喧騒とは真逆の空気が天幕内を覆っていた。


「では、やはり戦力は向こうが上ということだろうか」


 そう尋ねたのは茶髪金眼の男――テオドール・ド・ユピター公爵である。

 エルミナ国王より東域の運営を任されている大公家の当主の問いに、本軍議の進行役を務める若い貴族の男は緊張気味に応じた。


『密偵からの報告ではそのようです。西方征伐である程度被害が出たとのことですが、平定に成功したことでこれまで日和見を決め込んでいた中央や南方の貴族が陣営に加わったようで、戦力差は歴然のものとなっております』


 報告によれば西方征伐を終えた中央、南方連合軍はまっすぐ王都を目指して進軍中とのことだ。その数は現段階で十万を超えており、そこにこれまで静観していた貴族の私兵が加わることで最終的には十五万まで膨れ上がると予想されている。

 

(対してこちらは十万……いや、実際に使える兵力を数えれば二桁には届かないだろうな)


 進行役の言葉に鼻息を深く吐く少年。白髪に顔の左半分を黒の眼帯で覆うという奇抜な容姿をしている。

 そんな彼の名は間宮夜光。勇者召喚に巻き込まれてこの世界に連れてこられ、その後紆余曲折を経て大将軍位と第三王女の〝守護騎士〟の地位に就いたという異色の経歴を持つ人物である。

 嘆息する彼の対面に座していた青年が口を開いたことで、その黒き隻眼が向けられた。


「東方からの援軍も難しいと某は耳にしたが……事実であろうか」

『流石、クロード大将軍ですね。耳がお早い……確かにそういった報告も入ってきております。つい昨夜のことですが、バルト大要塞から伝令が来まして、国境付近に続々とアインス大帝国兵が集まってきているとのことです』


 これには集っていた幕僚たちがざわめいた。それも当然のことだ。エルミナ王国と唯一国境を接しているアインス大帝国との間で最後に戦争が起こったのは二百年も前の事。当然、今を生きる者たちはそれを経験していない。

 加えて――、


『どういうことだ?アインス大帝国は周辺諸国全てに戦争を吹っかけている最中じゃなかったのか?』

『そのはずだが……』


 アインス大帝国は当代の皇帝が即位してからこの方対外戦争に明け暮れており、〝大絶壁〟によって隔てられている西側――すなわちエルミナ王国に構っている余裕などないはず。それがエルミナ貴族共通の認識だったのだが……。


『詳しいことはまだ明らかになっておりませんが……少なくとも毎日千人以上が合流しているとのことですので、本気で侵攻してくる可能性は高いと、クラウス大将軍は見ているとのことでした』

『なんと……!?』

『それが事実だとすれば極めて危険ですぞ』


 動揺を隠せない面々にはまた夜光も同意見だった。


(危険――というか、かなり不味い状況だ)


 現在、エルミナ王国は次代の王位を巡って内乱の最中にある。北方と西方が片付いたといえども、まだオーギュスト第一王子陣営と夜光が属するシャルロット第三王女陣営で争っている状況なのだ。

 このような荒れた国内情勢の中で外敵が侵入してくるなど、想定する中で最も最悪な展開と言って良い。そうなれば玉座がなんだと言っている場合ではなくなる。何せ君臨する国家がなくなってしまいかねないのだから。


(その前に決着を付ける必要があるわけだけど……)


 と夜光が居ならぶ面々の表情を見やれば、誰もが暗い顔をしていることが分かった。故に涼し気な表情を一人だけ浮かべている人物に注意が向かう。

 その人物は夜光の視線に気づいたのか、微笑みを浮かべて口を開いた。


「確かに危険な状況だね。これを打開するにはまず国内の情勢を安定させなくちゃいけないわけだけど……オーギュストの陣営にはあの〝勇者〟が四人もいる。単純な戦力差でも向こうが上という今の状態じゃあ、果たして勝てるかどうかというところだろうね」

「……ルイ殿下」


 夜光が苦々し気にその人物の名を告げれば、彼――ルイ・ガッラ・ド・エルミナ第二王子は月光石セレナイトのような銀眼を向けてくる。

 本来ならばこの場にいるはずのない人物――否、居てはいけない存在だ。しかし幾つかの事情から彼は東方軍に身を置いている。

 しかし所詮は部外者、故にすぐさま幕僚の貴族からは苦言が飛んでくる。


『お言葉ですが、ルイ殿下。あなたさまの北方軍と戦わなければ東方軍はここまで戦力を減らすことはなかったでしょう。そうであれば今のような状況にはならなかったはずですが?』

『そもそも殿下は捕虜の身、このような場にどのような権利があって居座っているのか。私には理解に苦しみますな』

『左様ですな。恐れながら殿下にはご自分のお立場をわきまえて頂きたい』


 言葉こそ丁寧であるが、口調に滲む皮肉や悪意は隠しようもないものだ。それも仕方のないことではある。何せつい先日まで戦っていた相手――しかもその親玉なのだ。これで何も思うなという方が酷というものだろう。

 故に礼節や礼儀を重んじ、王家への忠義厚きユピター家の二人ですら特に咎めはしなかった。

 しかし……


「確かにキミたちの言うことは尤もだ。けれどボクの言うこともまた事実――違うかい?」


 当の本人がこの調子なのだから、夜光としては呆れを通り越していっそ驚嘆に値すると思っていた。いわば敵陣のど真ん中にありながらこの堂々たる態度を貫いているのだから、ある意味凄いものだ。


(一体全体、どうやって北方貴族たちを――何よりあのダヴー将軍を説得したんだろうな)


 北方軍は総司令官たるルイが捕らえられたが故に敗北を強いられた。加えて彼は王位継承戦争から降りるとすら宣言したのだ。当然、そのようなことをされてはこれまで付き従っていた者たちからの反発は必至。

 だからルイは説明責任などで北方へと帰還すると誰もが思っていた。だが、実際にはたった一日でルイは部下たちを説得させた。そして北方軍への牽制としての人質や、自らがシャルロット第三王女を支持しているということを内外に示すなどの理由から東方軍へとやってきたのだった。


(まあ、それは今はどうでもいいか……)


 夜光は気持ちを切り替えると建設的な話をすべく会話に割って入った。


「皆さんの仰ることは俺にもわかります。けど、ルイ殿下のお言葉もまた事実です。件の勇者の戦果、武勇は皆さんも既にご存じでしょう」


 この言葉には誰もが頷きを以って応えた。西方征伐における勇者四名の活躍は、オーギュスト陣営が大体的に広めたこともあってこちらの耳にも入ってきている。

 その内容はおよそ信じがたいもので、貴族諸侯は半信半疑といったところだ。


 曰く、勇者〝剣姫〟ミトラアスカ・エモリは単騎で千の敵兵を切り伏せ、強大な力を持つ怪物すら打倒したと。

 曰く、勇者〝雷公〟バアルユウ・イチノセは七属性の魔法を自在に操り、万の軍勢をも退けたと。

 曰く、勇者〝闇夜叉〟タナトスシン・ウサは影のように神出鬼没で、誰にもその姿を捉えることはできないと。

 曰く、勇者〝光姫〟イーリスヒヨリ・アマジキは無数の光剣を巧みに操り、天下の大将軍すら鎧袖一触にしたのだと。


 こういった内容であるからいくらなんでも誇張しているのだろうと疑惑を持ち、されど短期間で戦力的に勝っていた西方軍を破ったという事実があるから嘘だと切り捨てることもできないというところだった。

 因みにある程度勇者のことを知っている夜光とクロードはおそらく真実そうなのだろうと軍議前に結論付けていた。

 

「勇者は全員が固有魔法を持っています。その力を以ってすればそれだけの戦果を挙げることができる、と俺は思っています」

「某もヤコウ大将軍と同じ見解を持っている。付け加えて勇者の内二名は王城にて保管されていた神剣を所持しているという情報もある。それが事実なのであれば、神剣所持者も固有魔法所持者もいない西方軍では成すすべがなかったであろう」


 夜光の言葉に父親と同じ茶髪金眼を持つ青年――クロード・ペルセウス・ド・ユピター大将軍が同意を示した。

 エルミナ王国における武官の頂点たる〝四騎士〟の二人が同じ見解を示した。この事実は大きい。

 現にルイに文句を言っていた貴族すらも黙り込んでしまっている。士気、戦意を削ぐ発言ではあると夜光たちも理解していたが、この先戦う相手を過小評価してしまえばそれだけ敗北する危険性が増す可能性があった。故に敢えて告げたのである。

 重苦しさを増す大天幕、そこに静謐な声音が発せられた。


「両大将軍の懸念は分かりました。その上で今後の方針を決めましょう」


 未だ幼さの残る声――されど不思議と威厳を感じることができる。

 全員の視線が自然と上座に向けられた。無数の視線を華奢な身体で受け止めるのは東方軍における最高司令官――シャルロット・ディア・ド・エルミナ第三王女である。

〝王国の至宝〟とも評される金髪碧眼の少女は、気圧されることなく言葉を続けた。


「予定では明日王都に向けて出立することになっていますが……問題はありませんか?」

『は、はっ!準備は既に完了しております。問題なく進発可能です』


 その王者の声に気圧されたのか、進行役の貴族は声を上ずらせながら答えた。その返答に満足げに頷いたシャルロットが続けて問う。


「では次に……敵軍の動きはどのようになっていますか」

『はっ!敵軍ですが、軍を二つに分けて王都を目指して進軍中です。一度西方と中央の境で合流し、そこで軍を中央軍と南方軍に完全に分けたようで、中央軍は指揮官に勇者シン・ウサを据え、副官にヒヨリ・アマジキを、幕僚長にアンネ将軍を置いたようです。南方軍も同じく勇者二名を指揮官と副官に据え、幕僚長にモーリス将軍を置いています。どちらも兵を合流させながら向かっているようで、最終的には両軍とも七万ずつくらいには膨れ上がるのではないかと』


 出身地を分けたことを除けば、西方征伐時と同様の陣容といえよう。問題はその数だ。

 

『西方征伐では両軍とも五万程度、合わせても十万と我らと五分だったはずだ。それがここまで増えるとは……』

『それだけ勇者の存在が大きいということでしょう。両大将軍のお言葉が事実ならば固有魔法に加えて神剣も有している。それほど強大な存在が四人もいるとなれば誰でも膝を屈するでしょうな』


 今や勇者の武威はエルミナ全土に広がりつつある。それに抗うほど気骨のある人物は長年争いと無縁だった中央や南方にはいないだろう。


(もう中央と南方は完全に敵地だと思った方がいいな)


 夜光は眼帯を撫でながら重い息を吐く。次に話題に上がる内容も良いものではないとわかっていたためだ。


「……敵軍のことは分かった。ならば王都はどうなっている?」


 というテオドールの疑問は尤もなものだ。敵とこちらの行軍経路からおそらく次に戦いの舞台となるのは王都パラディースか、その近郊になるという予測結果が出ているからだ。

 その際に重要となってくる王都内部の状況は把握しておく必要がある。


『王都ですが幾つか情報が入ってきています。……まずオーギュスト第一王子が王城を掌握している可能性が濃厚です。幾人か、反発しようと試みたそうですが、国王陛下の身柄を盾にされたことで鎮圧され、王城地下の牢獄に収監されたようです』

「やはり国王陛下はオーギュスト第一王子に……」

「オーギュストというよりも、おそらくはアルベール大臣の仕業だろうね。あの愚兄にそんな大それた真似は出来ないさ」


 沈鬱な表情を浮かべるテオドールに、実の兄を酷評するルイ。

 そんな二人の様子を見ながら今度はクロードが尋ねた。


「王都内の兵力はどうであろうか。それすらもオーギュスト第一王子の手に?」

『いえ、オーギュスト第一王子の支配下にあるのは王都守備隊の三千だけのようですね。王都防衛の任についている三つの騎士団は沈黙を貫いているようです』


 現在の王都パラディースには三万三千もの兵力が駐留している。

 この内三万は三つの騎士団であり、残る三千が王都守備隊に当たる。

 しかし騎士位を持たない一般兵で構成されている王都守備隊しかオーギュスト第一王子は動かせない。これは誰もが予想していたことであるから驚く声は上がらなかった。


「騎士団は自らの役目と責務を全うしているわけであるな」


 エルミナ王国には六つの騎士団が存在しており、その役割と指揮権は厳格に定められていた。

 四大騎士団と評される四つの騎士団は〝四騎士〟直属とされ、その指揮権はそれぞれの大将軍にのみ存在する。


(クロードの〝光風騎士団〟が俺の指揮を受け付けないのはこれが理由なわけだ)


 では、残る二つの騎士団はというと――、


「〝霊亀騎士団〟は王都パラディースを守護する存在で、〝金鵄騎士団〟は国王陛下の親衛隊のようなもの。どちらの指揮権も国王陛下のみがお持ちであらせられる。故にこの二つの騎士団をオーギュスト第一王子は動かせぬ」


 王都守護という栄えある任を授かっている〝霊亀騎士団〟は王都が危機に晒された時しか動かない。無論、国王の命を受ければ王都周辺の王家直轄領くらいまでは動くが、それ以上王都から離れることはない。まさに王都守護のためのみに存在している騎士団といえた。

 一方、〝金鵄騎士団〟にとって王都防衛は平時の任に当たる。王都から一定距離しか離れられない〝霊亀騎士団〟と違う点は、国王の命があれば何処へでも出撃する点だろう。ただ、その際には一定の数の騎士を国王の周辺に残していく、いわば親衛隊のような側面が強い騎士団と言えよう。

 どちらの騎士団にも共通しているのは国王の勅命――それも直接玉音を賜ることでしか動かせないという点だ。オーギュスト第一王子がやっている国王の代理として命じるだとか、病床に臥せっている国王の勅命を伝えるだとかでは断じて動かない。あくまでも国王と直接対面し、その口から命令が発せられた場合のみ彼らは動くのだ。

 一応〝霊亀騎士団〟は王都に害を及ぼす存在が現れた場合のみ、国王の命を待たずに迎撃行動に移れるが、それはこちらが王都に対して攻撃を加えなければ防げる動きでしかない。

 

(融通が利かないともいえるけど、今回はそれに助けられたわけだ)


 ならば残る騎士団となるが、これは〝王の盾〟直属の騎士団である〝銀嶺騎士団〟である。シャルロット第三王女によって〝王の盾〟に任命された夜光に指揮権が生じるはずだが、国王の許可を得た上での任命ではないため、その指揮権は国法によって定められている〝四騎士不在時の指揮権は当代の国王のみが持ちうる〟に従ってこれまた国王が所持している。

 

「つまりオーギュストが動かせるのは王都守備隊の三千のみってわけだ。でも、だからって安心はできないよ。何せ王都には〝四聖壁〟テタルトスがある。あの鉄壁の壁がある限り王都への凱旋は叶わない」


 王都の兵が少ないことを知って僅かに弛緩した空気は、続くルイの言葉によって緊張を取り戻すことになった。


(そうなんだよな。アレがある限り王都への侵入は不可能に近い)


 二百年前の〝解放戦争〟で大打撃を受けた王都パラディースを見た当時の国王――〝最後の聖王〟は王都の守りを強化する一環として、また戦後の民への救済措置としての国営事業として、王都を囲む四重の壁を建造した。それが〝四聖壁〟だ。

 この壁は王都を四重に囲む城壁であり、入り口である東西南北の四つの大門以外に侵入する経路はない。

 城壁をよじ登ろうとしても、あるいは上空から降下を試みようとも無駄。どちらも戦術級魔法に分類される結界魔法に弾かれるだけだ。これは目に見えない透明な膜が王都全体を覆うという魔法で、〝四聖壁〟に刻まれているものであり、解除は不可能だ。最高権力者である国王ですら解除方法を知らないという徹底ぶりであるため、解除するには〝四聖壁〟を物理的に破壊するしかない。

 

(だけどそれは無理だ。あの〝なりそこない〟の大群による攻撃でも一枚すら突破できなかったらしいからな)


 過去には攻撃的な固有魔法を持つ者を使った実験も行われたらしいが、それでも突破は出来なかったという。それどころか城壁に傷一つ付かなかったというのだから、その強度は推して知るべしといったところだろう。


(良くも悪くも、今回王都に駐留している騎士団は静観を決め込むだろう。そうなるとオーギュスト第一王子の息がかかった王都守備隊が自由に王都を動き回るわけだ。……まず門は閉じられるだろうな)


 となると王都への侵入は困難を極める。ならば、どうするか。答えは一つだ。

 夜光は軍議を締めくくるべく、徐に立ち上がって告げた。


「王都に入れないのなら、入れてもらうほかないでしょう。つまり、王都近郊で勇者率いる軍勢に決戦を挑み、これを打ち破ることでオーギュスト第一王子の戦意を削ぐんです。主力が目の前で敗北すれば、後は王都守備隊の三千しかいなくなる。流石にその状況では降参するほかないでしょうから」

『なるほど……すなわち王都決戦というわけですな?』

『おお、それはなんとも……奮い立ちますな』


 王都内で戦うわけではないので、厳密には違うのだが……盛り上がった士気をわざわざ下げるような真似はしなくても良いだろう。

 そう判断した夜光は否定せずに、一同の顔を見回してから言った。


「最初に話題に挙がったように、国境がきな臭くなってきた以上、短期決戦が望まれます。ですが、だからといって焦りは禁物です。万全を期して挑みましょう。国王陛下を不当に軟禁している逆賊オーギュスト第一王子とアルベール大臣を討ち、我らの手で陛下をお救いする。その為に全力を尽くしましょう」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る