脆き枢密
「うぃよっしゃぁあハワイ革命Ураааааааа!!米帝座間ァ!!」
「はい初っ端から座間市民に侮辱ゥ〜、謝罪&土下座回決定ィッ!!
秋山と松方が冒頭から害悪音声を発す。いっぺんしね。
ハワイ女王は無事帝國へ逃げおおせたのだが、合衆国は女王の亡命を誤魔化すために、女王を白人からなる革命勢力が討ち取ったことにした。
「白人の高慢な君主しか見てこなかった彼らが、太平洋の島国の君主の在り方を知るはずがない。共和国人は知らなかったのだ。」
「結果、ハワイ人による反乱が各所で勃発、抗米ゲリラも出現しハワイは大混乱となっているわけ、ですか。」
東洋の、大陸中華文明圏とはまた違う、君主の在り方。それは、どこまでも民に寄り添い、また民に慕われて成立している君主制。合衆国はそんな代物に出会ったことがなかったから予想しようがなかったと言える。
それどころか、共和制に誇りを持つ合衆国人達は君主制の崩壊を民が歓喜し、今まで懐疑の目を向けてきた合衆国へすぐさま従順するものだとばかり考えていたのだ。『自らを救ってくれた』優秀な白人種に喜んで付き従うのだろうと。
「まぁ酷く傲慢で、全くご都合主義な考えだが、この時代の列強諸国人民、それもまだ日露戦争前の時代の白人は、こういう妄想を大真面目に信じてるから参ったもんだ。白人至上主義全盛の時代だな」
君主制の崩壊はハワイ民衆に衝撃と、白人入植者への憎悪をもたらした。そして、進んで、さも喜劇の終幕のように女王の処刑を告げる白人に対し、今までの鬱憤も溜まって爆発し、各地で反旗が翻り、大反乱が起こっている。
「合衆国は当分ハワイの平定へ力を注ぐでしょうし、まだ連中は1896年恐慌から十分立ち直っていない故に、米西戦争は日露戦争よりあとになるでしょうね。」
伊地知が松方に向けてそう分析する。
「ああそういえば1896年恐慌…。軍拡特需真っ只中の合衆国の金融危機だから、内心ヒヤヒヤしたが、考えてみればまだ国際市場にも皇國は十分乗っかっていないじゃないか。経済成長も内需がほぼ全てだし、影響は微塵もなかったな…!」
松方が嬉しそうに語った瞬間。
バタン!!
「それだけじゃありませんわ、松方師匠!」
扉が乱暴に開かれ、なんか突っ込んできた。
「おいおい、興奮するのはわかるが落ち着け、落ち着け…?」
場が混乱する。なんだこれは。
「え、誰?え、ほんま誰??」
「何この謎展開俺でも理解に苦しむ」
「取り敢えず自己紹、どうぞ」
非常事態に大きく揺れる
「さて松方蔵相ご説明を。」
松方がくねくねデレデレしながら少女の頭を撫でる。
「…幼女性愛者??」
裲が椅子引いて逃げ出そうとする。そうか、明治ではロリコンの代わりにそう云うのか。犯罪臭やばい。
「いや普通に蔵相閣下気持ち悪いです。やめてください。」
秋山が大胆不敵に吐くジェスチャーをする。大佐、君も割とそれ言えないからね?
「自慢の愛弟子でェ、もう本当に優秀なんだよ。財政周りとか特に…というか、最近枢密院関連で本当忙しくなっちゃって、最近
「祖父と孫娘かな?」
「それそのもの」
「というか不味くないスカ?それ職業放棄ですよ?」
「訴えるしかない」
話が不利益な方向へ進むのを松方は感じ取り、冷や汗をかく。
「いや、それはね?最近義和団に勝ったし、対露戦役前で色々忙しく――」
「言い訳してもそれ結局は職務放棄よね」
「それな全面同意」
「松方蔵相閣下、税金泥棒?って新聞にスクープしますよ」
松方は結局、叫んだ。
「まッ!儂にはちょっとよくわかんないので、あとはこの娘に聞いてくれ!」
そう言って一目散に妥協議会室の外へ逃げてった。
「え、ひっでぇ」
「この
秋山と伊地知が途方に暮れる。
うーん、一向に進まない。
「ここが、『
見慣れた金髪が揺れた。
そう。少なくとも僕と裲は、その面影に慣れている。
「せんせ…、いや、殿下。お久し振りです。」
「こちらこそ。――『逆行者』さん。」
「……ご存知ですか。」
何とは明確にしなかったその問いにも、迷うことなく殿下は頷く。
「旭川からの帰還後には1年ほど松方蔵相の秘書を務めましたもの。一般人どころか政府高官でも立入厳禁とされる皇國枢密院にも頻繁に出入りするようになりまして、その過程で――"史実"とやらを。」
なるほどな。どうやら史実情報は厳重に秘匿されているらしい。
皇族兼『枢密院英雄』の秘書にでもならない限り史実知識は開示されないわけだ。
僕はもちろん、裲も、元枢密院議員(追放)の秋山も知っているわけだから感覚が麻痺していたが、取扱には厳重注意が必須である。
けど、既に「知ってしまった」秋山を追放して枢密院は大丈夫なんだろうか。いや、これでも秋山は皇國軍人だしアレでも陛下への忠誠心は人一倍だし、どっかに亡命して史実情報を流出させるなんてことはやらないだろうが。
「にしても…お変わりのないご様子で」
「ええ、おかげさまで。」
いやマジで変わってないですよ。
旭川を出て3年、僕も裲も17歳。幾分か背も伸びたのに、彼女だけ24年動乱の頃から一切の外見的変化がないのは気のせい?
僕より4つ上の21歳なのに、見た目は旭川時代のまま。中學生くらいなのだ。
「まぁその格好からくるゴスロリ感が変わらないのは非常によい。」
「は、幼女性愛者?」
裲が松方に言ったのと全く同じことを僕に抜かしてくる。
「なんでだよ、よきよきしか言ってねぇよ。一歩退いてんじゃねぇ!」
「じゃなんでニヤニヤしてんのよ…!?」
「違う!マジで違う僕は列車性愛車だ!」
「あっそ」
裲がふくれたようにそっぽを向いてしまう。
おいおいおい、電車が好きで何が悪いんだ。もしかして『差別』か?
人権意識で足先から脳天まで教化してやろうと思ったが、僕がゴスロリよきよき言ってるのはもしかしなくても人権意識が低かった。確かに、あまりこういう外見的というか年齢的な話をするのも失礼だな、なんて思った矢先、
変人変態終末者で有名な秋山真之が動いてしまった。
「嬢ちゃん、歳いくつ?」
your デリカシー is where行っちゃったの?
「…乙女に年齢を尋ねるのは如何なものかと思いますわよ、秋山少佐殿?」
「今は中等女学校へ?」
「殺害しますわよ?」
「おいおいおいまさかのJCかよ」
端から話を聞いていない秋山に令嬢殿下の平手が炸裂する。
「たすけてぇぇぇえ!集団ストーカーに!襲われていまぁああす!!!」
「集団じゃありませんわよ眼でも腐ってらして?」
駄目だ、これだといつものグダグダ茶番まっしぐらだぞ。
しかたなく僕は開き直って、彼女の前に出た。
「三年ぶりですかね、殿下。お身体に問題は?」
「ありませんわ。そちらこそ…裲ちゃんも含めて、お元気そうで」
殿下へ視線だけ合わせて、こくりと頷いた。
「まずは自己紹介をお願い致します。
松方蔵相のお話だとワケがまるでさっぱり理解不能なので。」
伊地知と秋山は困惑の只中だ。
殿下はそこで、ハッと、気付かされたような顔になる。
畏まって一歩出て、ドレスの裾を少し持ち上げる。
相変わらず、一糸乱れぬ貴族作法だ。
「お二方は――お初にお目にかかります。
御機嫌よう、
「「………嘘でしょ?」」
まさかの皇族は、二人の士官の想像の斜め上を行った。
だよな、僕も北京で愕然としたよ。
「失礼を承知で質問いたしますが、今は中等女学校へ?」
秋山がそう訊いて叩かれる。
はい二回目。君さぁ学習しようよ…、、、
「低身長でわるかったですわねぇ、立派な女子師範学校生、齢21でしてよ。」
あ、そういや普通にこの時代の平均身長は低いんだっけか。
まぁそれを踏まえてもこの御令嬢様は少し小さいが。
「貴方こそハゲに気をつけないと」
「失敬な俺は絶賛若盛りの青年だ」
「女子師範生だとしても、肝心の業務はできるの?あの松爺、孫バカっぽいし…」
「最近は大体の妥協関連の財務方面の厄介事はこちらで処理してるんですのよ?」
「うーん、じゃあ取り敢えず近年の大蔵省の動きを、説明頼む。」
待ってましたと言わんばかりの勢いで、令嬢殿下が立ち上がり語りだす。
「そうそう、史実知識を基にかなり儲けてやったんでしたわ!これから起こるであろう1907年恐慌と、世界恐慌で大儲けするためのリハーサル場ですもの。
ダミー企業を使っての小規模な株価操作工作、同時購入売出など、色々試してみたけれどだいたい儲かりましてよ??……なんとその額、4000万円!」
日清戦争直前、即ち軍拡特需前の国家予算は精々年8000万円。
今年つまり明治34(1901)年、史実のこの時期の予算は2億8000万円で、今年の国家予算は4億7200万円だ。
平均収入と物価も急激な皇國の成長とともに急上昇し、かつてのようにこの額を『国家予算の半分』と大仰に語れなくはなっていたが、それでもかなりの額だ。単純計算で戦艦『三笠』を3隻購入して余りある。
「対露戦へは?」
伊地知はそう反応する。
「勝利できるよう、今年の予算もその15%を割いて片っ端から軍事費に突っ込んでいましてよ。勝たなかったらもうマヂ無理リスカしョ…」
「キャラどうした」
「というわけで、絶対勝ってくれるようにしてます、…よねぇ?伊地知閣下??」
「結局私に返ってくるのか…」
当人は頭を抱えながらも話しだした。
「前回まで話したよな」
そう言って資料を配布し始めた。
前回は軍備拡張計画云々の途中で、秋山くんの凸により中断したはずだったか。
「前回は予備師団とは何かで終わったんだったか」
「予備師団とは?」
秋山は質問する。
こっちはこっちで変人行為をしていた。
「はぁ…、その前に、机から降りてください。」
僕以下数名が座って囲む円卓の上に、全く悪びれる様子なく、さも当然のようにどっかりと腰を下ろして胡座をかきながら、神妙な顔で尋ねてきた彼を、僕は迷わず指摘する。
「ここだと、全員の顔が余すことなく正面から覗ける。」
「でしょうね!」
当たり前だと僕はツッコむが、彼は真に受けて語りだす。
「やはり軍議というものは相手の顔面を直視し―――」
「降りろ」
容赦ない令嬢殿下の声。
「…なんだ?金銭の傀儡。」
秋山も負けじと言い返す。
「降りろ」
令嬢殿下も退かない。両者はヒートアップする。
「なんでそうも金を拝む!帝國への忠誠はどこに行った!?」
「降りろ」
「帝國の中枢に居る者が帝國でなく大蔵を狂信するなど、まさに国家の危機!」
「降りろっつってんだ」
「しいては天皇制国体への挑戦であり、断じて許すまじ大逆!!」
「降りろっつってんだよ!」
「逆賊をこの手で成敗してやるりゃりゃ――――!!!」
「ファァアァ―――――ッック!!!」
この不毛な戦いにとどめを刺そうと伊藤が動き出すが、令嬢殿下がそれを手で制す。
「No, thank you.」
助けは要らない―――。そう殿下は言ってのけたのだ。全ての結末を受け入れる覚悟で殿下は進んでゆく。その先に、何があろうと決して殿下は屈したりはしないだろう。それは夕日に映る殿下の小さい背中が何よりも語っていた。
僕らは消え行く殿下に、魅せられることしかできなかった。感情が濁流のごとく一気に押し寄せる。憧憬、羨望、感動、不安、後悔、焦燥―――そういったものを、いま殿下もまた感じているのだろうか。殿下は、最後に振り向いてこう言い残す。
「―――海軍予算減額しますわよ?」
「…うっわぁ、反則!反則!それはないわ!!」
「「お前だよ」」
彼はそのまま机から退き、用意されていた本来の椅子へ座った。
「謎の茶番のせいで一向に始まらないし、話がどこにあったすら忘れたぞ…」
伊地知の容赦ない責め。
「どこかのクズが俺を退かせるから悪い。」
「始めから椅子に座っていないのが悪い。」
二人は尚もいがみ合うので、僕がその素晴らしい三枚舌外交並みの調停手腕を発揮し、停戦にかかる。
「やめましょうよ格好悪い。さて、この会議の時間は誰の血税で賄われているのでしょうかね、令嬢殿下?」
令嬢殿下が「うっ」と呻く。
それを見た秋山が「へっ」と嘲笑う。
「さて、最初に他の人員が席に付いている中、何故貴方は突如として机に乗り上がって問題を起こしたのでしょうかね?秋山さん。」
秋山が「うっ」と呻く。
それを見た令嬢殿下が「へっ」と嘲笑う。
一連の両者の反応を確認して、裲は頭を抱えた。
「見てて吐き気するわ……」
そこに、しびれを切らした伊地知の声が響く。
「静粛に静粛に厳粛に!!予備師団の話を始めるッ!!」
大佐の咆哮で一気に場が静まる。これ以上狂人共に喋らせないよう僕がその言葉をすぐさま継ぐ。
「さて、予備師団とははっきり言えば即製の肉盾です。」
「随分はっきりと言うわね」
裲が苦笑する。
「対露戦の前面に立つ戦力を装備完全充足状態で整備すると、開戦までに精々13個師団が限界です。ですがそれをすべて動員するとなると本土の駐留師団が0になるため、ロシアや諸列強への牽制も兼ねて、支援部隊を取っ払った純粋な単独歩兵を駐屯させます。」
「戦力的にはどうなんだ?」
「通常より1個少ない、3個歩兵連隊構成の師団が4個です。地の利のある本土での防衛戦が万一起こったとしても、きっちり水際で留めるところまではできます。押し返すとなれば大陸から正規師団を引き上げてくるしかありませんが、そうなるともう、負けは確定でしょう。」
僕が語り終えると伊地知が唸る。
「国力十数倍の相手だ…その状況が起こりうるかもしれない、というところが怖い所だ。この準備だけで足るのかは正直不安だな…。」
周囲も唸り始める。皆不安にもかられる。
これから戦う敵は、国力十数倍の白人列強の一等国。
いくら死にかけの熊と言っても、新興の旭日と比べたら遥かに強大である。
「何度何度議論しても足りませんよ。相手はあの欧州の巨熊ですから。勃発までずぅっと議論です。必勝の計画などありませんから。本当に油断大敵ですよ。…皇國枢密院は、その末に千島列島を喪失しましたから、ね。」
僕は少し強めに吐き出す。史実など知らない伊地知が強く頷いたのは無論のこと、そして知る面々もその沈黙で肯定を示した。
「……このご時世、つけあがる者ほど先着で滅びますから。」
皇國枢密院の歴史盲信そのものが、あの『明二四年動乱』を引き起こし。
その末に皇國は、得撫島以北の千島列島を――15年間、ロシア帝国に租借されたままなのである。
―――――――――
「大丈夫、か。」
松方は壁の裏から妥協の結論を聞いていた。
「相応の危機感を持っているようで…、よかった」
彼は安堵の吐息をつきながら、皇國枢密院へ向かう。
・・・・・・
「樺太をどう開発していくか――」
「英米との共同開発にしたほうがいいんじゃないか――」
「辛亥革命をどうする――」
今日も今日とて激論が飛び交う、史実知識を中核にした歴史改変組織、皇國枢密院。
だが、その内容は先程から空虚なものにしか、松方には聞こえない。
「……それらは対露戦に勝利するという前提があって成り立つ議論では?」
彼がそう聞くと、明治重鎮は冷たい目線を送る。
「当たり前じゃないか。何を今更?」
「ですから、取らぬ狸の皮算用では。それよりも対露戦の事を議論したほうが――」
「それは前に全て終わったじゃないか」
「そうだったはずだぞ、聞いてなかったのか?」
松方は額を抑えた。頭痛が走ったようだった。
「いや皆さん、結果が出てから本格的に次のことへ進むんですよ?それまでは何度も徹底して議論しなきゃダメでしょう。何か減るわけでもないんですし」
明治重鎮ともう一人の逆行者はそれに首を傾げる。
「もう完璧なものを議論しても、時間の無駄じゃないか?」
「全く同じく。」
「何おっしゃってるんですか蔵相閣下?」
松方は今度こそ大きく落胆した。
「…はぁ、未来に完璧なんて存在しないでしょう。議論しても議論しても足りないんです。完璧になるとしたら結果が出てからなんですよ。なぜそれを疎かにして、その先の議論へ進むのかがわからないんですが…」
もう一人の逆行者は笑った。
「史実で勝てたんだから、それより強化されるこの皇國が負ける筈ないじゃないですか。」
(やっぱり、その史実盲信に帰結してしまう、か…。)
「蔵相、大丈夫ですよ。我々は勝ちます―――否、勝たなければなりません。これは、我々の目指す先に続く世界線の、途中試練です。然るべき周到な準備と、この知識を以て、正義の勝利を掴みます!」
彼らは、幸運も十分含めた史実を基準に物を見るから、基本的に日露戦争を重大なものとは捉えられない。
「うむ―――そうだな。いま負けることを案じても始まらない。この戦いはなんとしてでも勝たねばならぬからな。」
「ま、たしかにその通りだ。俺らにはなんたって逆行者がついてる。負けないんじゃない、勝つんだ。」
「そうですね。史実知識ある限り負けるわけがない」
彼らは続いて同意を示す。
「然り。ならば、勝利への確信があるんだな、中佐?」
伊藤が、名目上の称号で、実力の伴わない逆行者の階級を呼ぶ。
「えぇ、無論。プランはたくさん用意してあります。絶対に勝てます!」
わっ、と評議会の面々が立ち上がり、喝采を上げる中で。
口元を歪め、酷く渋い顔をする者が一人。
(『勝利への確信』、士気を鼓舞する上で不可欠な言葉であるが、それを信じていいのは下士官まで。もしも、完全な準備と史実知識に依って、国を動かす者が本当で勝利を確信しているのなら、それは独善的な『慢心』に過ぎない…)
その警告は、誰にも届かず、虚空へ消える。
枢密にいつもの喧騒が戻り、議論は続く。
「――自分への盲信に変換されうる、その言葉が孕む危うい一面に、
―――――――――
【1000PV猛感謝】
星とかハートとかめちゃくちゃモチベになります。本当に有難うございます…!
そろそろきついので更新ペース落としますご了承ください…
占冠 愁
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