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2019年11月2日 11:07
わたしはそれ以上、何も無いという顔をして歩き出した。すると何故か、陸も自転車を引いて歩き始めた。わたしたちは並んで歩くことになった。おお、この描写でもう彼が片思いをしているのを表現している。素晴らしい。これから彼のどんなアプローチが始まるのだろう。なんて思っていたら全然始まらなかった。そして葉月さんは「恋されていたと思って嬉しかったのになんでもなかったのかー」ということに。ここからどうなるんだろう。描写の観点でもう一つ良いなと思ったのは、自転車のカラカラという音。あれが響くほどに会話がない、そして周りに雑音がない。つまり静寂。その象徴なのですね。そしてその音を隔たりと呼ぶ表現も素敵です。カラカラという無機質な音がまた、無慈悲に流れる時間のようでもあり。車輪が進むと言うことは、時計の針も進むと言うことで。そういう想像を膨らませる、素晴らしい描写だと思いました。
作者からの返信
またまたコメントありがとうございます!この作品は少しずるくて、少しだけ男の子が主人公の回を入れてますwどうしてもしゃべらない。でもどうしてもしゃべらせたくて。静寂が上手く伝わってくれてうれしいです。とにかくしゃべらないので(そんな設定作るなよ、と)。
わたしはそれ以上、何も無いという顔をして歩き出した。
すると何故か、陸も自転車を引いて歩き始めた。
わたしたちは並んで歩くことになった。
おお、この描写でもう彼が片思いをしているのを表現している。素晴らしい。これから彼のどんなアプローチが始まるのだろう。
なんて思っていたら全然始まらなかった。
そして葉月さんは「恋されていたと思って嬉しかったのになんでもなかったのかー」ということに。
ここからどうなるんだろう。
描写の観点でもう一つ良いなと思ったのは、自転車のカラカラという音。
あれが響くほどに会話がない、そして周りに雑音がない。つまり静寂。その象徴なのですね。そしてその音を隔たりと呼ぶ表現も素敵です。
カラカラという無機質な音がまた、無慈悲に流れる時間のようでもあり。車輪が進むと言うことは、時計の針も進むと言うことで。そういう想像を膨らませる、素晴らしい描写だと思いました。
作者からの返信
またまたコメントありがとうございます!
この作品は少しずるくて、少しだけ男の子が主人公の回を入れてますw
どうしてもしゃべらない。
でもどうしてもしゃべらせたくて。
静寂が上手く伝わってくれてうれしいです。とにかくしゃべらないので(そんな設定作るなよ、と)。