目が怖い。

私は最近思っていることがあった。

それは・・・、

可笑しなことって言うのは知ってる、だって、いつも誰かに見られてるなんてありえないし。

でも、それでも、それでも私は誰かに常に見られてる気がする。

特に最近、私は目線が増えた気がする。

何も無いはずの暗闇にとかに目玉が浮かんで私を見ている気がする。

怖いの・・・。

何もかも、誰かに仕組まれてるような程、予定調和だったはずの毎日がこの目線によって変わっていってるのが分かる。

いや?

もしかしたら、私の存在自体がはるか昔に予測されてて、一定の時が経ったら私という人間の人生を壊れることが予測されてたのかもしれない。

誰がそんなことを予測できたのだろう?

いや、そんなことができるなんて人間じゃない。

人間にそんなことできるわけがない。

でも、このところ感じることがある。

全て、私という人間が作られて、いつしか監視・・・?いや、これは誰かが私の人生を見物しているような目線?・・・、まぁ私の事を見てくる目線が増えて、私の人生が壊れることが昔から予測されて、その予測した人が私という人間・・・、いや、作品が作られるように誘導していったのではないかと思うことが増えた。

何故だろう・・・、一切根拠なんてないがそう思うようになった。

不可思議な力ってやつなのだろうか・・・?

また目線が、突き刺さる。

日に日に増えてる気がする視線が、突き刺さってくる。

ちょっと辛くなってきた。

誰だ?

誰が私を見てきてる?

いや・・・、この場合は、「誰が私を見ていてる?」は正確ではない。「見てきてる?」よりも正確な言葉がある。

ありえるわけないけど・・・、誰かが私を作ってることは最近、確信へと移っていってる。

誰かが、私という人間を文字にして表してる気がする。

これは只の気の所為なのでしょうか?

私は、このまま生きていくのか死んでいくのか?

著者だけが知っている。
























『変わっちゃいましたね、人が。』

『ここまで露骨に誘導できちゃうと、私の方が誘導されてるのではと思ってしまいます。』

『怖いですね、私も今操られて誘導されて、作り出された人間かもしれない・・・?』

『私達だって、誰かの創作物の可能性があるかもしれないのにね?』

『私達は、それでも創作物を作り、壊し、生きていく。』

『娯楽でも、人は死ぬ。』

『まぁ、ご都合主義なのは私も変わりませんが・・・。』

『少しでも、物語の中の人の人生も考えるべきなのでしょうね。』

『では、私はこれで・・・。』

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