第4話

恋もした事もあった


もう二度と誰も愛さないと、独りで生きていくと決めていたはずなのに


乾いた部屋で、あるはずのない温もりを求めて壁に寄り添ったとき


[愛されたい]と不意に涙が溢れた



努力すれば報われると思っていた


うまくいかないことを恨んだり羨んだり


[他人と比較したり]


何に縛られているんだ 支配されているんだ


誰が自分を無価値な人間だと決めつけた


自己嫌悪に陥る自分も嫌になりました。

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No more tears 金木犀 @kinmokusei02316

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