カルテNo.6 人生って1回きりだから悔いなく今を生きよう
まずは歩き方になる。股関節や骨盤の状態が悪いとそれを庇うかの様に歩き方が他人から見ると変な歩き方になる。歩き方が悪い人って股関節の筋肉が癒着や硬結と言う筋肉が硬くなってその筋肉が上手く機能していない。
身近な所で言うと年齢を重ねた老人が典型的な例になるのよね。
よく足元が覚束ない人や足の上がりが良くない人。身体の軸がブレている人というのは股関節が上手く機能していない人が典型的な例で股関節が上手く機能しないとどうなるかって言うとね。
小さな段差で蹴躓いたりして転びやすくなるわ。よくお年寄りで転んで手を衝いて手を骨折したりするのが分かりやすい例え。
更に言うと股関節が上手く機能しないから歩き方が変わって姿勢が悪くなって尻もちをついて腰の背骨が骨折したり、転んだ時に足首の捻挫、膝の靭帯損傷や半月板損傷とかも有り得る。
リリーナちゃんの場合は股関節周りから良くして足の上がりを良くしてあげる所から始めれば、それを庇って姿勢が悪くなってる背中の筋肉も緩んでいくから肩の上がりも良くなると私は考えてるわ。
私は横向きになっているリリーナちゃんの股関節の筋肉をまずは指で刺激を加えていく。
「痛すぎたりしたら言ってね。」
「うん。でも桃香先生の治療痛くないから大丈夫。」
「ありがとう。じゃあ始めるね。」
私は股関節の筋肉を刺激を加えてから次に太ももの外側は手の平で刺激。そして、ふくらはぎも太ももと同じように手の平で刺激を加えていく。
そこからスネの筋肉を指で刺激を加えてから、また股関節の筋肉に刺激を加えていくと初めよりか筋肉の表面が緩んできているのが分かるので、次は肘で刺激を加えて股関節の深層の筋肉にアプローチしていく。
「大丈夫?痛くない?」
「なんか、足先までビーンって刺激がくる感じ。」
「股関節って足先まで筋肉が繋がってるから、やっぱりまだ筋肉の緊張が抜けきらない感じだと思うからもう少し、周りの筋肉も緩めていくね。」
「うん。ありがとう。」
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