カルテNo.5 夜の病院って怖いかエロスなイメージだよね

ってか、早過ぎじゃない?!リロード1回でそんな量が飛んでくるの?!ってか、私まだ経験ないんだから、そんなハードなプレi……


「嘘……床がジュクジュク溶けてるし。何か変な臭いする。」


「コレがネオ・アームストロング・サイクロンジェット・アームストロング砲の威力だ。」


私は守護神オベリスクが如何に第二次魔人大戦で恐れられたか身を持って恐怖を覚える。U-ウィルスの突然変異によって人には扱えない兵器であるネオ・アームストロング・サイクロンジェット・アームストロング砲を自由自在に操るオベリスクが人間兵器と呼ばれる事が納得してしまう。


「オベリスクの力だけではなくワイの能力を忘れては困るな。」


「きゃあ!」


「空間が逆さまに!」


「ホイホイ!」


私はリクト君から離れてしまいメルザードの本来の能力である空間操りに足場が悪くなる。その中でもキャビンは軽い身のこなしでレイピアを構えながら壁けら壁へと駆け抜けて行く。


「ティポセッテ・コルサ・バイソン!」


キャビンは呪文を唱えながら高速で突進しながらメルザードに突き刺すが剣先が一寸たりとも刺さる事がない。


「ワイにそんなものが効くかっ!」


「カラカラ〜!!」


「キャビンさん。キョリ・ツメ!」


キャビンはメルザードに身体を掴まれて豪速球の球を投げる様に遥か彼方へ飛ばされる所をリクト君はキョリ・ツメでキャビンをがっしりとキャッチ。


「カラカラ。絶叫マシーンに乗ってる気分でした。」


「アンタね……」


「ホイ!ホイホイ!」


「ちっ!またかよ!カマイタチ!」


再びメルザードは部屋を右回転、左回転してからの前回転させたりと厄介な能力を繰り出していくが、リクト君は離れた場所から飛ぶ蹴りであるカマイタチを放ちメルザードの首元に直撃する。


「ワイに何かしたか?ふん!」


「マジかよ?!早い!スカイ・ウォーク!」


「ワイはここやで?!」


メルザードはリクト君のカマイタチを何事もない様に受けてオベリスクの筋力でリクト君に急接近するけどリクト君は空中疾走して距離を離すが、すでにメルザードはリクト君の背後を取っていた。



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る