カルテNo.5 夜の病院って怖いかエロスなイメージだよね

スチャ、スチャ、スチャっとカプセルの中から現れる守護神オベリスクに憑依したメルザードの姿は今までのアンデット兵士とは比べ物にならない程の威圧さと見た目からして恐怖の象徴と言える。


その姿は男性をベースにした青白い肌に筋骨隆々で筋肉が発達し過ぎて猫背気味な立ち方でそして全身は気持ち悪いほどに血管が浮き出て、両手には不揃いな巨大な爪。


そして、何よりもビンビン反り立つ下半身に取り付けられた男性ki……


アレ?アレレ?


「ま、まさか!オベリスクがU-ウィルスと融合した兵器と言われるのが……」


「おいおい、マジかよ……コレは洒落にならないぞ!」


「え?ちょ、ちょっとあの卑猥な……」


「「ネオ・アームストロング・サイクロンジェット・アームストロング砲!!」」


「何でアームストロングって2回言うのよ?!」


いや、確かに巨大な大砲だけど、真ん中に反り立つ棒に両脇に2つ球体ってもうアレしか考えられないわよ!ってか、そんなマジマジと見れないわよ!


「コレぞ。オベリスクが守護神と言われた理由だ。ネオ・アームストロング・サイクロンジェット・アームストロング砲の威力を思い知れ!」


するとオベリスクに憑依したメルザードはネオ・アームストロング・サイクロンジェット・アームストロングの銃口に左手を添える。


そして狙いを定めて右手でショットガンをリロードするように一往復させた瞬間にネオ・アームストロング・サイクロンジェット・アームストロング砲から白く濁った液体が発射される。


ってか!そのまんまじゃねぇかよ!卑猥と思わせて実弾を発射してくれよ!もう周りがモザイクでどう処理すれば良いんだよ!


「危ない!キョリ・ツメ!」


「え?きゃあ!」


「スカイ・ウォーク!」


ネオ・アームストロング・サイクロンジェット・アームストロング砲から発射された白く濁った液体は私に狙いを定めていた様で液体が当たりそうな瞬間にリクト君がキョリ・ツメで瞬時に私をお姫様抱っこして助けて一旦、避難させてくれる。

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