カルテNo.5 夜の病院って怖いかエロスなイメージだよね

「ウェーイ!」


「また何かやったか?」


「本当に何にも効いてないの?!」


「あ〜……何か、痒いな、俺。」


さっきから攻撃を放つけど何もジョンソンは何も感じない様子で私の攻撃は何の意味もない。本当にどうしよう……


でも、待てよ?確か、この前、ミラージュ・ファミリーの幹部のスカル・レイと戦った時に能力を同時に発動させたんだよね?あの時は無我夢中だったから、さっきまで忘れてたけど。


もしかしたら使えるかも?でも、同時に魔力消費が激しいから長期戦には持ち込めない。だからすぐに蹴りをつけなくちゃ!


私は自分が使えるスキルを考えてジョンソンを倒す術を思い付く。


「そうか。ジョンソンはアンデット兵士なのよね。だから弱点は全部、共通しているはず。」


「何を、ブツブツ、言っているんだ?こっちから来ないなら、俺から行くゾ。」


「貴方を倒す算段を思い付いたわ!さぁ、性(ショウ)タイムよ!この豚野郎!バインド・ロープ!」


私は右手を天にかざして呪文を唱えると、一見は何の変哲もない長縄だが、能力は全くの別物。私の頭にイメージした通りに動いてくれる。


「秘技!亀甲縛り!」


「ぐっ!動ケナイ!」


「あら?動けないだけかしら?」


「どう言う事ダ?ぎゃあ!少しビリビリするし熱い。」


「ふーん。少しは電気は効くようね。」


私はジョンソンをバインド・ロープで縛り付けて高圧電流を流したけど、思った以上に効いてないけど、少しだけ効果があるようね。


ジョンソンは倒れ込んで私に狭間つくようにして座り込むと、絵面的にあんまりやりたくないけど、ここは心を鬼にしてやるしか無いわ。


「メルト・キャンドル!」


そう唱えた瞬間にかざした右手から赤い色の胴体に火が灯ったロウソクが現れて手に取った瞬間に私は溶けるロウソクをジョンソンの顔や頭に垂れ流す。


「あ、熱イ!」


「あらあら、どうしたの?そんなに叫んで!」


「ぎゃぁあああ!!熱い!ヤメロ!」


「コレが良いんだろ?!もっとブヒフビ泣き叫びなさい、この豚野郎っ!!」

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