カルテNo.4 仕事ばっかりの日々では疲れてしまう
ミラージュ・ファミリーが死んだ後には必ずって言って良いほど逆五芒星の紋様が浮かび上がった何かしらのアクセサリーが転がり落ちるはず。しかしアリーゲにはそれがない。
すると叩き割られたアリーゲの身体を中心に妖しく濃い緑色に輝く逆五芒星が現れると同時に氷漬けにされたアリーゲは元の姿にゆっくりと戻り立ち上がる。
「グラララ!復活!生き返ったぜぇー!!」
「おっはーアリーゲ。」
「グラララ。シャーカちゃん。生き返ったぜ!死んだけどさ。」
「それでさ。アリーゲ。」
「どうした?シャーカちゃん。」
「あと、命はいくつある?」
「グラララ。命はあと2あるぜ?まぁ、4ヶ月経てばまた1つ命が増えて3つに戻るけどな。もう死なねぇけどさ。」
「そうか。まぁ、でも気を付けなよ。ウチらズッ友だからさ。友達が死ぬのは嫌だからさ。」
「グラララ。心配するなよシャーカちゃん。俺は死なねぇぜ?死ぬつもりはねぇけど。」
「頼んだぜ。【不死身のアリーゲ】。」
どうやらアリーゲの命は3つあるみたいで、完全に死ぬには3回倒さなくてはいけないようだ。それにアリーゲは例え1回倒されても4ヶ月経つと再び命が1つ戻るというのだ。
すると、スカル・レイ、シャーカ、アリーゲしか居ない林の中で再び真上からチャックのファスナーが4つ現れてファスナーが縦に下されるような形で時空の裂け目のようなものが現れると4人の姿が地面に降り立つ。
1人はボーッとした雰囲気にタレ目に髪の毛がボサボサだが中性的な童顔のゴスロリ衣装のスレイヤー。
次に降りてきたのは露出の多い黒のスーツに黒のスカートにガーターベルトをしてメガネを掛けてたチャンプ。
そして青のワイシャツに白のベストに白のズボンに少しウェーブの掛かったボブの頭にアイマスクをしたサミラ。
最後に黒笠を頭に被り、まるでお坊様みたいな雰囲気の服装で登場するナージャ。
「アレレ〜?まさかのみんな登場でどうしちゃったのぉ?超ウケるんだけど。」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます