カルテNo.4 仕事ばっかりの日々では疲れてしまう
一方で戦闘から一時退却したスカル・レイはと言うと人が居ない林の中で真上からチャックのファスナーが現れてファスナーが縦に下されるような形で時空の裂け目のようなものが現れると地面に降り立つ。
「おっつー。スカルちゃん。」
「シャーカか。」
「もう相変わらず笑顔がないよぉ〜スマイル!スマイル!」
「……」
どっから、どう見ても弾けて明るいシャーカと陰鬱で暗いスカル・レイとは反対の性格な為か何だかぎこちない状況になるけど、そんなシャーカもニッコリ笑顔から急に真顔に戻って再び話し出す。
「それでスカルちゃん。襲撃の方はどうだった?」
「邪魔された。」
「うひょー。珍しい!スカルちゃんが失敗するなんて!」
「……」
「わざわざウチのアリーゲまで連れて行ったのに、しくじっちゃったかぁ。」
「言い訳も出来ない。」
「良いって!誰にでも失敗はあるんだから大丈夫!次頑張ろ!ね?」
「……」
「もう!そんな落ち込まないの!それでウチのアリーゲは?」
すると再びスカル・レイは頭上からチャックのファスナーが現れてファスナーが縦に下されるような形で時空の裂け目のようなものが現れると見事に全身が氷漬けになれたアリーゲが落ちてくる。
「撤退した時に回収してきたが、このザマだな。」
「ありゃ〜全然氷漬けじゃん。なんなら。」
シャーカは氷漬けにされたアリーゲをコンコンとノックする様に叩くとニンマリ笑うとシャーカは今にも咬み殺すかの様な鮫の姿に変わり魔力を放出させながらシャーカよりも一回り大きい大刀を持ち構える。
そしてシャーカはその大太刀を振り上げてから一刀両断に振り下ろすと斬るというより叩き割るような感じで氷漬けにされたアリーゲを粉々にしてしまうではないか。
「こんなもんで良いかな?」
そう言った後にシャーカは大刀を背中にあるベルトに括り付けて背負うとシャーカによって叩き割られたアリーゲの様子が変だ。
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