第14話 長年の想い…-ずっと好きだったんだよ…大翔-
もうノロケだよね。
すると俺の頭に耳鳴りの音が響く。いや俺だけじゃない。祐司も響也もだ。
すると少し遠くから爆発音が聞こえてネズミーランドはパニックに陥って勿論、優菜も愛ちゃんも明日香ちゃんも事情を知らない為パニックになっていた。
俺は優菜の所に行き、祐司は愛ちゃんの所、響也は明日香ちゃんの所へ行く。
「優菜!」
「え?!何が起きてるの?」
「取り敢えず優菜は逃げろ!良いな?!」
「う、うん……」
優菜は走って、この場から去って行った。
「愛ちゃん!」
「何?あれ……」
「取り敢えず此処から逃げて!」
「うん、わかった。」
愛ちゃんも優菜と同じくこの場から立ち去る。
「明日香ちゃん!」
「響ちゃん……」
「今は此処から離れて!」
「うん……」
響也も明日香ちゃんを逃がして、俺と祐司と響也は集まり耳鳴りをたよりにベリアルの元へ走って向かう。
「まさか、こんな所にベリアルが出てくるとはな。」
「折角の愛ちゃんとのデートが台無しだよ。」
「大翔君。祐司君。どうやら敵のお出ましですよ……」
響也に言われた通り俺達3人の目の前にベリアルが立っていた。
「初メマシテ。仮面ノ戦士ファウスト。断罪ノ使徒アパスル。雷牙ノ銀狼エクト。我ノ名ハ、オーディン。ソシテ、今日ガ3人ノ命日ダ!!」
オーディンが自己紹介した後にすぐに俺はファウストグローブを手に嵌めて腹部からファウストバックルを出現させた。
祐司もアパスルバックルを腹部から出現させてた。
更に響也も両手を腹部にあて、すると腹部の周辺に電流が発生して、バックルが出現してきた。
「すぐに片付ける……」
「デートの邪魔は高くつくよ?」
「命日はベリアルの方だ。」
「ホォ、ヤッテミナ!!仮面ノ戦士!断罪ノ使徒!雷牙ノ銀狼!マトメテ、カカッテ来イ!!全テ灰二シテヤル!」
「「「ほざけ!灰になるのは、てめぇの方だ!!コノヤロオォーー!!!」」」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます