第14話 長年の想い…-ずっと好きだったんだよ…大翔-
「あ!大翔に優菜ちゃん。」
「よっ!祐司じゃねぇか!」
「祐司君に愛ちゃん!」
「優菜ちゃんに大翔君。」
まさかのブッキングしちゃったよ。それに祐司の奴は愛ちゃんと仲良く手繋いでリア充じゃねぇかコンチキショー。
「まさか大翔と優菜ちゃんに会うとはね。」
「私も優菜ちゃんと大翔君とネズミーランドで会うとは思ってなかったよ。」
「なんだよ~祐司。彼女とデートかい?」
俺はニヤニヤしながら祐司を肘でつつく。
「そう言う大翔も優菜ちゃんとラブラブデートかい?」
祐司も俺にニヤニヤしながら肘でつつく。
すると後ろからまた声が聞こえるきたから振り返るとまた1組の男女を発見。
「大翔君に祐司君に優菜さんに愛さんじゃないですか。どうしてネズミーランドへ?」
声の主は響也で隣には響也の幼馴染みの女の子である明日香が響也の腕に組んでいる。
響也も祐司と負けず劣らずのリア充だなコノヤロオー。
「あぁ!響ちゃんの友達!」
明日香ちゃんも元気いっぱいに俺達を呼び折角なので一緒に昼飯を食べる事にする。まぁ、男子は男子。女子は女子で食べる事にした。
「まさか祐司と響也も居るとはな~。」
「俺もだわ。まさか大翔と響也達にブッキングするとはな。」
「本当に偶然ですね~驚きましたよ。」
でも響也は少し元気がなかったから気になったので響也に聞いてみることにした。
「響也。元気ないけどどうした?」
「えぇ、実はですね。大翔君。さっきまで明日香ちゃんとボーンデッドマンションに無理矢理、行かされましてね…怖がってる俺を見て明日香ちゃんが大笑いしてて……」
俺は祐司と目を合わして、薄々気付いていたけど、こう思うしかなかったわ。
やっぱりな….
ってさ響也も優菜の大学の学園祭に行った時に、優菜と一緒に、お化け屋敷とか怖がってたから明日香ちゃんとか全然お化け屋敷とか怖がらないだろうね。
ありゃだって隣で明日香ちゃんが言ってるもん。
「響ちゃんの怖がる顔が可愛いくてさ!!」
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