第13話 呪怨の堕天使-死ニタイ……生キキテモ地獄……-


「だけどな。約束したんだよ。絶対に……可愛い生徒を守るってな!」


「ソウカ、ソウカ。コノ学園内ノ、ベリアルモ残リハ、俺1人。仮面ノ戦士、断罪ノ使徒、雷牙ノ銀狼。オ前達ヲ倒シテ……」


「そんな事させないよ?なぁ、響也に大翔。」


「勿論ですよ。祐司君。大翔君が守る可愛い生徒達は俺の生徒でもあるんですから。」


教室の出入口に要る2人の声の主は聞くまでもない祐司と響也だった。


「祐司、響也。」


「校内の騒ぎと頭に耳鳴りが響いたからさ。」


「まさかと思いましたけど、大翔君のクラスを来てみると当りでしたね。」


校内の騒ぎとベリアルの出現の合図を便りに俺の教室に駆け付けた祐司と響也。祐司はアパスルバックルを腹部から出現させてた。


響也も両手を腹部にあて、すると腹部の周辺に電流が発生して、バックルが出現してきた。


「ベリアル。」


「今、お前を!」


「「俺達が倒してやる!」」


祐司と響也が声を合わせて言った後に、祐司はアパスルフォンを180度に開き織り込んでCLEARボタンと、ENTERボタンを押しすとマーレの機械音が鳴る。


【Are You Ready? Master】

「変身」


更に銃身を差し込んで、最後にベルトの右脇に入れるとマーレの機械音と同時にアパスルに変身。


【Wake Up Change】

響也は両腕を胸の前でクロスし始めた。


「変身!」


【Open Up Change……ECTO】


響也は両腕をクロスして響也の掛け声と同時にバックルから機械音が鳴り、バックルの中央が左右に開き、開いた中から黒い三日月の絵が露出した。


『発電』しているかの様に響也の全身を雷で覆われてエクトに変身する。



「ククク。俺ヲ倒スカ?ヤッテミロ!!」


「「「殺ってやるよ!!!」」」


【Right Foot Clow】


俺は両手の掌を合わせ右足に添える様に触れるとダビデの機械音と同時に右足に爪の様な物が出てきた。

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