第11話 ドキドキ☆女子高潜入!乙女パラダイス♀− 何か違くね? by飯島大翔。藤田祐司。大和響也−
そんで結局のところね俺が担任になっちゃったよ。まぁ、まずは潜入する学校名は私立カンナマリア女子学園。創立100年を越える伝統ある女子校であり小学、中学、高校と一貫の学校。
美しく、強く、気高くをモットーにしていて勉強にスポーツに、そして精神論まで力を入れる。正に金持ちのお嬢様が通う学校。そして、学生達は学校に通っている間は学校に用意された寮で生活しているとの事。
まず、俺が思ったのは学校の名前からして、一昔前の少女マンガに出てくる学園の名前かよって思った所。まず、女子校だって事は勿論、俺は教室中は女子だけのクラス。女子クラスって、何だか雰囲気がキャピキャピしてるイメージがあるわだけどさ……
今の俺はと、言うとストライプのスーツに白のネクタイをして黒のYシャツ。スボンもストライプのスーツに合わしたストライプのズボンを履き、革靴を履いて、ちょうどバイクでカンナマリア女子学園に着いた所だ。
祐司が言うには校舎と校庭や体育館だけで土地の広さは東京ドームの15倍だとさ。本当に金持ちの所なんだと思いつつ出入り口の門をくぐり一本道を進んで行くと一本道の両サイド木々が立ち並んでいて、春になれば綺麗な桜を咲かせるだろうと思いつつ進むと女子テニスの金網の前で響也を見つけた。
「よっ!響也。」
「あっ、おはよう大翔君。」
響也もまた俺と同じスーツ姿であった。上下は無地の黒でYシャツはストライプの白にネクタイは少し細い黒のネクタイ。俺は響也に話し掛ける。
「どうだ?生徒達の様子は?」
「いえ、これと言って普通な感じですが。」
「どうした?」
「あのフリフリ可愛いですね。」
響也は指を差しながら女子テニスのスカートのフリフリを見ていた様子。全く、何やってんだよ響也は……あっ、パンツ見えた。
「あなた方は誰でございますか?」
すると何処からかお嬢様の様な口調が声が聞こえてきた。ヤバイ、ヤバイ、ヤバい…パンツ見てたのバレたかと思ったけど違う様子。
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